アダプテックジャパン(株)は26日、エントリーレベルからミッドレベルのサーバー向けマイクロプロセッサベースのUltra160 SCSI RAIDカード『SCSI RAID 2100S/3200S/3400S』の3機種の出荷を10月中旬に開始すると発表した。 価格はオープン。
これらは、Windows 95/98からWindows NT/2000、Linuxそして主なUNIX系OSまでの幅広いOSへの対応し、RAIDレベル0、1、0/1、5、0/5をサポートするRAIDカード。スループットは毎秒160MB。インテルi960マイクロプロセッサーの搭載により、RAIDおよびI/OファンクションからシステムのCPUを開放し、システム全体のパフォーマンスを向上させるとしている。
『SCSI RAID 2100S』 |
『SCSI RAID 2100S』は、デスクトップPCから、ワークステーション、エントリーサーバー、薄型ラックマウントサーバーまで幅広い用途に使用できる低価格モデルのRAIDカード。S.M.A.R.T.ドライブ、SES、SAF-TEをサポートする
『SCSI RAID 3200S』 |
『SCSI RAID 3200S』は、XORエンジン搭載のミッドレンジサーバー向きハイパフォーマンスモデル。アレーのデータを保持したまま容量を拡張できる“オンライン・キャパシティ・エクスパンション(OCE)”をサポートする。
『SCSI RAID 3400S』 |
『SCSI RAID 3400S』は、4チャンネルのUltra160 SCSIを持つパフォマンスと拡張性を重視した、ミッドレンジサーバー向きのハイパフォーマンスモデル。
3機種共通の仕様は、32MBのキャッシュメモリー(128MBまで拡張可能)、RAIDレベルは0、1、0/1、5、0/5、JBOD。68ピン内部接続用ケーブル1本とAdaptec Storage ManagerまたはStorage Manager Proソフトを同梱する。 対応OSは、Windows 95/98/NT4.0/2000、Linux、NetWare 5.0、4.2、SCO UnixWare 7.0、SCO Unix OpenServer 5、SCO Unix 3.2.4.2、SCO Unix ODT 3.0、BSDi BSD/OS 4.01、Free BSD 2.28。