ジュピター・コミュニケーションズ東京支店の26日の発表によると、米ジュピター・コミュニケーションズ社は、スウェーデンのストックホルムで開催中の“グローバル・ワイヤレス・フォーラム”において現地時間の同日、日本、北欧、米国における携帯電話のユーザー層に関する調査レポートを発表した。
それによると、26歳以下のユーザーが日本でiモードのようなデータサービスを促進してきたが、一方で、米国ではデータ送受信が可能な携帯電話(スマートフォン)を所有しているのは全世帯中で3%、インターネット利用世帯中では5%しかいないという。米国のスマートフォン所有者の内訳は25~44歳が64%で、25歳以下は7%となっている。なお、これらのデータは米メディアメトリックス社のデータに基づいている。
ジュピターでは、米国において、2005年には米国の携帯電話加入者の45%(8200万人)がデータサービスを利用するようになると予測している。スマートフォンは、デスクトップからのウェブ利用と携帯電話の双方向性の両方を補完するようなウェブを中心としたアプローチが適しているとしている。