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BCN総研、ソニーのPDAが4週連続トップと発表

2000年09月25日 17時12分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は22日、ソニー(株)のPDA『CLIE PEG-S500C』が予約開始の8月第4週(8月21日~28日)から、9月第2週(9月11~17日)まで、PDA(Windows CE、Palm OSなどを搭載した携帯情報端末)市場のトップシェアを獲得していると発表した。

これによると、CLIE PEG-S500Cのシェアは、予約が開始された8月第4週が12.5%で、発売日(9月9日)を含む9月第1週が39.6%となった。荷動きが落ち着いた9月第2週でも、21.6%のシェアがあり、第2位のパームコンピューティング(株)の『Palm Computing m100』(11.1%)に対して約2倍近くとなった。CLIE PEG-S500Cは、Palm OS搭載機で、予想価格が5万円であり、PDAの平均価格より1万円ほど高い。BCN総研では、動画再生ソフトの標準搭載や、ジョグダイヤルの採用などが、人気に結び付いたと見ている。

ソニーは、CLIE PEG-S500Cの発売を機に、メーカー別シェア(9月第1週)でも第1位(42.2%)を獲得した。9月第2週もシェアが25.5%に減少したが、第2位のハンドスプリング(株)(25.0%)を僅かながらリードした。BCN総研では、他社も続々と新製品を投入することから、PDA市場では今後も激戦が続くと予想している。

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