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シマンテック、“ExploreZip.F”用ワクチンの提供を開始

2000年09月14日 20時50分更新

文● 編集部

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(株)シマンテックは13日、ワーム型ウイルス“ExploreZip.Worm(エクスプローラージップ)”の変種“ExploreZip.F”を発見、同社のウイルス対策研究所“シマンテック・アンチウイルス・リサーチ・センター”(SARC)を通じて、対応するウイルス定義ファイル(ワクチン)の提供を開始したと発表した。

日本国内での発見の報告はまだないが、ユーザーの気づかないところで電子メールの返信を装って感染ファイルを送りつけるため注意が必要という。

なお、このワームを実行すると、Windowsのレジストリーが書き換えられてしまい、ウイルス対策ソフトを使用しても完全には修復できないため、専用の駆除ツールが必要となる。SARCでは、駆除ツールを作成し、無償で提供する。特に専門知識がなくても書き換えられたレジストリーの修復が行なえるという。

“ExploreZip.F”は、'99年6月に発見された悪質な破壊活動を行なうワーム“ExploreZip.Worm”の変種で、12日にSARCに報告された。Microsoft Outlook、Outlook Express、Microsoft Exchangeの受信トレイないの未読メールに対して、感染ファイル(ファイル名は“zipped_files.exe”)を勝手に添付して返信する。また、Windowsがインストールされているネットワークのコンピューターを探し、Windowsディレクトリーに自分自身をコピーし、WIN.INIファイルを変更する。ワームが起動されると、接続されているドライブや、ネットワークコンピューター上にある拡張子のファイルを破壊する。その後新規にファイルを作成しても、ワームが削除されない限り破壊を繰り返す。破壊される拡張子は“.h”、“.c”、“.cpp”、“.asm”、“.doc”、“.ppt”、“.xls”。

ウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus』ユーザーは、オンライン更新機能の“LiveUpdate 機能”によりワクチンを入手し、同ワーム対応に更新できる。また、ウイルス対策を施していないユーザーは『Norton AntiVirus』(30日間体験版)を同社のウェブサイトからダウンロードすることでワクチンを利用できる。

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