(株)大塚商会は8日、ビジネスソリューションストア“αランド”の業態変更と店舗拡充を図ることを、同日の取締役会で決定したと発表した。
同社では、この決定をスクールビジネスの強化とバーチャルショップ“LAND-e.com”の販売拡大を行なうためのものと説明。業態変更の主な内容は、仙台、名古屋、広島のαランドを、ウェブ端末群を用いたバーチャルショップへ業態変更することで、空いた売り場をスクール教室の増床、各種資格の試験センターやデモコナーなどの開設に当てるとしている。また、渋谷と立川のαランドを閉鎖し、その機能を新宿と立川の“αラーニングセンター”に統合するという。
一方、店舗拡充では、11月に札幌のαランド2店舗を1店舗に統合し、店舗の大型化を図るとしている。さらに、11月に福岡のαランドを新店舗に移転。店舗の統合や移転の際には、法人営業を強化し、ビジネスソリューションの提案を行なえるフロア構成にするとしている。