レゴジャパン(株)と(株)ラーニングシステムは共同で、『レゴマインドストーム』の家庭学習向けの拡張キット『レゴマインドストームROBOLAB(ロボラボ)ホームラーニング・キット』を7日より発売すると発表した。
これは、ロボットを素材にとした教育用として、ITや社会システムなどを総合的に学べるプログラミングソフト『ROBOLAB(日本語版)』のCD-ROM(Windows版/Macintosh版)と、解説本となる“ホームラーニングアクティビティガイド”で構成する拡張キット。新規に購入するユーザーのために、このキットに『マインドストーム基本セット』(レゴブロック、光センサー、タッチセンサー、モーター、CR-ROMなど)をセットにしたパッケージ『ホームラーニング・パック』も販売する。
家庭学習向けの拡張キット『レゴマインドストームROBOLAB(ロボラボ)ホームラーニング・キット』 |
『レゴマインドストームROBOLAB(ロボラボ)ホームラーニング・キット』と『マインドストーム基本セット』をパックにした『ホームラーニング・パック』 |
『ROBOLAB(日本語版)』は、プログラミングを初級4段階、上級4段階の8レベルに分け、段階的に複雑なプログラミングができるような工夫を凝らしている。解説本とあわせてROBOLABの基礎を学び、さらにラーニングシステムのWeb教室(当面は無料)で興味にあわせて学習することが可能。商品の発売にあわせて開設するWeb教室では、“動物ロボットを作ろう”といった課題をそれぞれのアクティビティーで用意し、課題に到達するまでの情報収集源や、問題解決のための内容を盛り込む。また、オフラインイベントや講習会などにも参加できるという。
『ホームラーニング・パック』でつくった動物ロボット。光に反応して後退するデモの様子 |
いずれもオープン価格だが、拡張キットは9000円前後、パッケージは4万円程度になる見込み。販売チャネルとなる小売店やオンラインショップ(http://www.mdstorm.com)などで販売する。出荷は21日の予定。
レゴジャパンの営業・マーケティング統括本部長、伊藤寛治氏(左)。ラーニングシステムの代表取締役社長、石原正雄氏(右)。「家庭でロボットを学びたいというニーズに応える商品。学校向けと異なる点は、親子で簡単に学べるように工夫をしていること。Webでのアクティビティーによるサポートもある」 |