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ロータス、文書管理ソフト『ドミノ.ドック R3.0』を9月中旬から10月頃にリリース

2000年09月05日 19時52分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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ロータス(株)は5日、文書管理ソフト『ロータス ドミノ.ドック R3.0』を9月中旬から10月頃にリリース予定であることを明らかにした。価格は未定。

ドミノ.ドック R3.0の画面イメージ

ドミノ.ドックは、ノーツ/ドミノに対応した文書管理ソフトで、2月にリリースされたR2.5からのバージョンアップになる。ノーツ/ドミノ上で文書の排他制御やバージョン管理、検索に対応している。

R3.0では、
(1)ユーザーインターフェース
(2)コラボレーション機能
(3)ドミノワークフローとの連携
の3点が強化された。

ユーザーインターフェースの点では、Internet Explorer 4.x、5.xに対応しWebブラウザで扱えるようになったほか、文書の格納場所を変更する際にはエクスプローラで行なえるようになった。コラボレーションでは、インスタントメッセンジャー『Sametime』を利用して、文書作成者が在席しているかといった接続状態をチェックしたり、文書についてチャットをしたりといった連携を挙げた。

専用ソフトを使わずに、エクスプローラで文書の移動や表示などが行なえる

ドミノ.ドックとドミノワークフローを連携することで、文書の保管庫から脱皮しワークフローの一部として機能する。文書データを元に処理を自動化するといった利用が可能という。例えば、ファクスで受信した内容をイメージデータとして保存する一方で、それをOCR変換する。そして、変換したテキストデータから文書の種類を特定し、指定の場所にテキストデータを格納したり、内容に応じて担当者に文書を転送し、対応を求めるといったことができる。

マーケティング本部の亀田俊副本部長は、「eビジネスではエビデンス類の蓄積が必要。文書の背景情報や履歴を維持したまま管理できることが理想」と、同ツールの有用性を説いた。

亀田俊副本部長

R3.0はまずWindows NT4.0 SP4以降/2000対応版がリリースされる。AIX、AS/400版は計画中で、それらについてはR2.5が並売される。

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