インプライズ(株)は30日、アプリケーションサーバーの『Inprise Application Server 4.1』の出荷を9月18日に開始すると発表した。価格は『Inprise Application Server 4.1 開発キット』が27万円、『Inprise Application Server 4.1 運用ライセンス』が1CPUあたり150万円。対応OSは、Windows NT/2000、Solaris 2.6/7/8、HP-UX、AIX、Redhat Linux。
『Inprise Application Server 4.1』は、『Inprise VisiBroker 4.1』を基盤とし、2フェーズコミットのサポート、Java Messaging Serviceサポート、コンソールの強化などの新機能を搭載した。また、JDBC2.0対応の“JdbAdapter”とXA2フェーズトランザクションに対応した“VisiTransactionサービス”を用いて、複数のデータベースへのアクセスを包括した分散トランザクション制御が可能だという。
併せて、同社は技術支援プログラム“Inprise Connection”に“分散システム開発会員”を加え、9月1日から会員募集を開始すると発表した。これは、同社製品を使用して分散エンタープライズアプリケーションを構築する技術者向けに、同社が技術、ビジネスの両面から支援を行なうというもの。