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デルコンピュータ、i820チップセット搭載のハイエンドデスクトップパソコン『Dimension XPS B』シリーズを発売

1999年12月01日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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デルコンピュータ(株)は12月1日、同社のデスクトップパソコンの最上位モデル『Dimension XPS B』シリーズを発表、同日より販売を開始した。同シリーズはインテル(株)のi820チップセットを採用。RDRAMメモリーとFSB133MHzのPentium IIIプロセッサーとRDRAMを搭載し、AGPx4にも対応。全体のパフォーマンスが向上したとしている。B.T.O方式による販売で、電話と同社のサイトで注文を受け付ける。

『Dimension XPS B』シリーズ
『Dimension XPS B』シリーズ



同シリーズは、CPUにPentium III-733MHz、同667MHz、同600EBMHz、同533EBMHzの4種類をラインナップし、i820チップセットを採用した。メモリーはRDRAMメモリーを標準で128MB搭載し、PC800とPC700の2タイプから選択できる。メモリースロットはRIMM×2。AGPx4もサポートし、米nVIDIA社の『TNT2 M64』『TNT2 Ultra』『GeForce256』のいずれかを搭載したビデオカードを搭載する(いずれもVRAMは32MB)。

HDDはUltra ATA66対応の6.4GB(5400rpm)/13.6GB(7200rpm)/20.4GB(同)/27GB(同)/34GB(同)が用意される。CD-ROMドライブは読み取り最大48倍速タイプと、DVD-ROMドライブ(読み取り8倍速)、CD-RWドライブ(書き込み8倍速、書き換え4倍速、読み取り32倍速)から選択でき、ZIPドライブも用意されている。サウンドカードはSoundBlaster Live!ValueとMontego IIの2種類。V.90対応の56kbpsモデムカードと10BASE-T/100BASE-TX対応のEthernetカード(いずれもPCIスロット用)も選んで搭載が可能。OSはWindows 98 Second Editionか、Windows NT 4.0 Workstation SP4。

筐体は幅203×奥行き445×高さ437mm、重さは11.3kg以上(システム構成による)。5インチベイ×2、3.5インチ×2(シャドウベイ×2)、FDD専用ベイ×1を備え、電源は200Wタイプを搭載した。パラレル×1、シリアル×1、PS/2×2、ディスプレー×1、USB×2の各ポートを装備し、カラーマーキングを施し、配線が容易になるよう配慮したという。

B.T.O方式による販売のため、価格は構成によって異なるが、Pentium III-533EBMHz、128MBのRDRAMメモリー(PC700)、6.4GBのHDD、CD-ROMドライブ、TNT2 M64搭載ビデオカード、Windows 98 Second Edition、17インチCRTディスプレーが付属する『Dimension XPS B533r』が19万6800円。

またPentium III-733MHz、128MBのRDRAMメモリー(PC800)、20.4GBのHDD、CD-RWドライブ、TNT2 Ultra搭載ビデオカード、Sound Blaster LIVE!Value、サブウーハー付きスピーカー、モデムカード、Office 2000 Personal、Windows 98 Second Edition、17インチのフラットトリニトロンCRTディスプレーが付属する『Dimension XPS B733r』が37万9800円となっている。

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