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【COMDEX/Fall'99 レポート Vol.8】ベストショウはデバイスガールズ

1999年11月22日 00時00分更新

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COMDEX/Fallではブースで行なわれる華やかなショウも見どころのひとつだ。ここ数年こそ日本で行なわれるイベントでもショウアップされたものを見ることができるが、そこはショウビジネスの本場、なかなか魅せてくれるのだ。

会場コンコースに設置されたデバイスガールズの広告塔。中に人がいて右のキャラクターが話しかけてくる。「お、写真撮ってるねえ~」
会場コンコースに設置されたデバイスガールズの広告塔。中に人がいて右のキャラクターが話しかけてくる。「お、写真撮ってるねえ~」



これがデバイスガールズだ。そのスジの人によるとなかなか上手くパロっているそう
これがデバイスガールズだ。そのスジの人によるとなかなか上手くパロっているそう



今回もっとも注目度が高かったのはナショナルセミコンダクター社(以下NS)の“デバイスガールズ”だろう。実はこれ、言うまでもないかもしれないが英国のポップアイドルグループ“スパイスガールズ”のパロディ。筆者は不勉強にしてよくは知らないのだが、個性豊かな4人組でさまざまなメディアに頻出することから(朝日新聞にもグループの誰々が脱退するとかしないとか、結婚するとかしないとかの記事が載ることがある)、欧米ではけっこうな人気があるとのこと。今回は特製ポスターまで作る凝りようで、Convention Center入り口には呼び込み代わりのポップ塔まで建てられていた。

デバイスガールズのステージ風景。観客は青赤の3Dメガネをかけているが、彼女たちの上のモニターに3D映像が映し出されているため
デバイスガールズのステージ風景。観客は青赤の3Dメガネをかけているが、彼女たちの上のモニターに3D映像が映し出されているため



デバイスガールズとスナップショットも可能。手前のパソコンはカメラの制御用。フルデジタルで撮影されていた
デバイスガールズとスナップショットも可能。手前のパソコンはカメラの制御用。フルデジタルで撮影されていた



NSの組み込み用チップを使ったネット端末。このほかキヤノンのスキャナーやPOS端末などもあった。
NSの組み込み用チップを使ったネット端末。このほかキヤノンのスキャナーやPOS端末などもあった。



大きなブースの中央にひときわ高いステージが設けられ、その頭上には大画面の3面モニターを設置。さらにブースの4隅にはお立ち台(とはいえ同社製品や同社チップを搭載したOEM品も並べられてはいた)が置かれるなど、準備は万全。ショウタイムになると大勢の人がブースに立ち止まり彼女たちの登場を待ちかまえていた。期待どおり(?)デバイスガールズの面々は露出した衣装でノリノリのステージを展開した。こういうステージでは製品名を連呼するなどの仕掛けがあるのだが、不覚にもステージを見つめるあまりそのあたりがどうだったかは忘れてしまった。実際は1日に数ステージをこなすのでメンバーは入れ替わりで8人以上いたようだが(4人がステージに出ている間、4人が4隅のお立ち台でアオる)、とにかく人集めという意味では成功だったに違いない。

フィリップスブースのミュージカル。デジタルでホームがこう変わる!というショウ
フィリップスブースのミュージカル。デジタルでホームがこう変わる!というショウ



フィリップスは提携しているTivo社のHDDレコーダーを展示した
フィリップスは提携しているTivo社のHDDレコーダーを展示した



見たい番組やキャラクターなどのキーワードを入れると、センターから番組表をダウンロードして自動的に番組を録画する
見たい番組やキャラクターなどのキーワードを入れると、センターから番組表をダウンロードして自動的に番組を録画する



同じくフィリップスのデジタルなデスク。これはわかりやすい例だった
同じくフィリップスのデジタルなデスク。これはわかりやすい例だった



もうひとつ大がかりなショウを繰り広げのは欧州の雄・フィリップス。例年マイクロソフトと隣り合わせの場所に巨大なブースを構える同社だが、今回はその大半を家を模した2階建てのステージが占めた。テーマは“Simple Living@Smart Home”。つまりは家庭にデジタル機器やネットワークが入ることで暮らしがこう変わる、こう便利になるというもの。しかも全編ミュージカル仕立てでにぎやかかつわかりやすかったのはさすがだった。

過去には多くのメーカーが体操のオリンピックメダリストによる演技や大道芸、手品ショウ、現役チアガールなど、あれこれの趣向で来場者を楽しませてきたが、今年はその数は少なかった印象がある。もっとも費用対効果で考えるとどこまで有効かは不明だが、毎年続けるところはほとんどない(たいていは製品の説明をして「1番のソフトはどれだぁ?」とやって製品名を叫ばせ、Tシャツなどを投げ込むパターン)。

いけない、両者の展示についても触れておこう。NSはMediaGX系チップなど同社の組み込みチップ製品の採用例を大量に展示した。昨年登場したタッチパッド型のネット端末『WebPad』もリファインされていた。フィリップスは、ステージ以外にもデジタル機器が入り込んだ生活をテーマに、リビングや書斎、バス、キッチンなどのモデルケースを展示した。ただしほとんど現行製品で構成したこと、何の説明もなかったこともあってテーマが伝わりづらかった。例年同社は斬新な技術を展示していたが、残念ながら今年はそれもなかった。

オマケ。ビデオチップメーカーのATIテクノロジーズのブースには、困ったときにお助けしてくれるシステムビルダーマンが登場していた
オマケ。ビデオチップメーカーのATIテクノロジーズのブースには、困ったときにお助けしてくれるシステムビルダーマンが登場していた

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