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シマンテック、PowerPointウイルスの駆除技術を開発、SARCのウェブサイトで配布を開始

1999年05月21日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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(株)シマンテックは、PowerPointファイルに感染するマクロウイルスを駆除する技術を開発した。同社が運営する“SARC”のウェブサイトを通じて、本日よりウイルス駆除技術の提供を開始する。

同社が提供する技術は、“Tristate(トライステイト)”と呼ばれるマクロウイルスを検知・駆除するもの。Tristateは、Word、Excel、PowerPointの各ファイルに相互感染するマクロウイルス。従来、WordファイルおよびExcelファイルに感染した場合の駆除は可能だったが、PowerPointファイルに感染したものは駆除できなかった(検知のみ可能)。

同社は、SARCのウェブサイトで同社のウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus』用の“定義ファイル”を配布することで対策を行なう。今回配布する定義ファイルをNorton AntiVirusに適用することで、PowerPointファイルに感染するTristateに対応できるという。

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