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Project MontereyがIA-64用UNIX OSのプロトタイプを完成

1999年04月09日 00時00分更新

文● 報道局 山本誠志

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 Project Montereyを進める米IBM社と米SCO社、米シークエント社の3社は現地時間の7日、IA-64アーキテクチャー用UNIX OSのプロトタイプを完成させ、Mercedシミュレーター上での初期テストが成功したことを発表した。

 Project Montereyは上記3社が中心となって昨年10月に発足したイニシアティブであり、インテルのIA-64アーキテクチャーに対応したUNIX OSの開発を目的とする。現在、IA-32プラットフォームでUnixWare用に作成されているアプリケーションソフトは、IA-64ベースのシステムでバイナリーレベルでもソースレベルでも互換性を持つ。また、AIX用のアプリケーションは、今回Project Montereyで開発したIA-64用UNIX OSと、ソースレベルで完全な互換性を持つとしている。

 また、同じ現地時間の7日、米コンパックコンピュータ社が、Project Montereyへの支持を表明した。IBMは、'99年下期に“IBMソリューション・パートナーシップ・センター”を開設し、そこでProject Montereyのインテルプラットフォーム用UNIXの開発支援を行なう予定であり、まずは同センターにコンパックのProLiantシステムを導入するという。

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