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米アドビシステムズ、『Adobe Acrobat 4.0』を第2四半期に発売

1999年02月17日 00時00分更新

文● 報道局 桑本美鈴

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  米アドビシステムズ社は、『Adobe Acrobat』の次期バージョン『Adobe Acrobat 4.0』を発表した。Windows版とMacintosh版が用意されており、価格は249ドル(約2万9500円)。'99年第2四半期に出荷される予定。

 Microsoft Word、Excel、PowerPointからファイルをドラッグ&ドロップすることで、直接PDFファイルを作成する機能を新たに搭載した。これらのアプリケーション自体とも連携し、Word/Excel/PowerPointのファイルメニューに、作成した文書をPDFに自動変換できる“Create PDF File”というメニューを追加できる。ただし、これらの機能はWindows版のみで提供される。

 ウェブページとの連携も強化された。ウェブページ全体をキャプチャーし、画像やフォント、色などの情報を保持したままPDFに変換する機能を搭載。また、目的のURLを入力しダウンロードボタンをクリックするとそのURLページを自動的にPDFに変換して表示する機能も用意されている。

 また、PDF文書にスタンプを付けたり、音声コメントを入れる機能、指定したフィールドに日付や名前を自動的に表示させる機能なども用意されている。そのほか、PDF文書に改ざん防止用のデジタル署名を入れることが可能になるなど、セキュリティー面も強化されている。

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