マイクロソフト(株)は11日、Macintosh用のIEとOutlookの新バージョンの無償配布を同社のウェブサイトを通じて開始した。無償配布を開始したのは、ウェブブラウザー『Microsoft
Internet Explorer 4.5 Macintosh Edition 日本語版』と、メールソフト『Microsoft
Outlook Express 4.5 Macintosh Edition 日本語版』の2製品。CD-ROM版は、有償で価格は1000円。
いずれもWindows版からの移植ではなく、Macintosh版として開発されたもの。新バージョンでは、『Microsoft
Office98 Macintosh Edition
日本語版』と同様に“ドラッグアンドロップインストール”を実現。これは、インストーラーを起動させるのではなく、フォルダをハードディスクにコピーするだけでインストールが行なえる機能。また、必要なファイルに問題が発生した場合、起動時に可能な限り修復を行なう“自己修復機能”搭載されている。
“ページフォルダ機能” |
『Microsoft Internet Explorer 4.5 Macintosh Edition
日本語版』では、あらかじめ登録しておいた住所、氏名などの個人情報を、ウェブページに入力する“自動入力”機能や、検索結果や多くのリンクを含んだサイトのリンクを収納する“ページフォルダ機能”印刷結果をレビューできる“プリントレビュー機能”などが加わった。また、Mac
OS 8.5のウェブページ検索機能“Sherlock”にも対応している。
『Microsoft Outlook Express 4.5 Macintosh Edition
日本語版』は、自動的に引用符を削除したり、改行位置を修正する機能を搭載、AppleScriptにも対応している。