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ノベル、プレス関係者向け新年会で、昨年来のマーケティング戦略の成果をアピール

1999年01月19日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 ノベル(株)は14日、プレス関係者向けの新年会を開催した。昨年10月に就任したばかりのフィリップ・K・ウェルチ(Philip K. Welch)社長が、新年の挨拶と今年のノベルの方向性などを述べ、NetWare 5とNDS(Novell Directory Service)を中心とした今後の製品リリース予定などを示したが、ここでの新しい発表はなかった。

 その後の歓談の席で、今年のノベルのマーケティングについて米ノベルのジャパンビジネスディベロップメントマネジャーである上田登志氏にうかがう機会を得た。それによると、昨年4月から米ノベルで行なわれ、一定の成果を上げているマーケティング戦略(雑誌へのシリーズ広告、ノベル製品のエンドユーザー向けセミナーなど)を、日本でも昨年末から行なっているが、今後もそれをいっそう拡大していくという(ただし、この戦略の日本での展開は、米国のものをそのまま持ち込むのではなく、日本市場向けに手を入れている)。また、過去何度も変更されたり、統一感の薄かった製品やコーポレートロゴについては、広告キャンペーンなどによって、現バージョンのロゴと“ノベル”ブランドの認知度が高まっており、着実に成果が出ているという。

 今後は各メディアへの広告の強化や、ノベルの各製品がわかるCD-ROMの配布などが検討されているということであった。

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