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So-netがネットワークゲームサイト“Party Crew”発表

1998年11月25日 00時00分更新

文● 報道局 原武士

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 ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は24日、東京・銀座のソニービルで、同社のウェブサイト“So-net”上で公開するネットワ-クゲームサイト“Party Crew(パーティー・クルー)”の記者発表会を開催した。これは、“ネットワークゲームをみんなのものに”というスローガンを掲げ、同社が'99年3月に始めるネットワークゲームの提供サービス。

パーティー・クルー

 始めに、今回発表された5つのゲーム『Jong Plugged(ジャン・プラグド)』、『動天(どうてん)』、『SARAC(サラック)』、『Battle Bringer(バトル・ブリンガー)』、『葉隠(はがくれ)』がスクリーンで紹介された後、同社取締役の保科有孝(ほしなゆたか)氏がサービス全体についての説明を行なった。

保科有孝取締役
保科有孝取締役



保科「Windows 95の発売以降、弊社ではインターネットを生かしたパソコンのコンテンツの開発を始めました。最近になり、やっとネットワークゲームが一般的に知られるようになってきました。今後、ゲームはパソコン、コンシューマーゲーム機に関わらずネットワークゲームが主流となるでしょう。弊社では、ネットワークを生かす新しいエンターテインメントの形として、そして、コミュニケーションの形として、パーティー・クルーのサービスを拡大していきます」

そして、「3年間で、会員数、タイトル数においての国内最大を狙います。今後、多くのゲーム会社がこのサービスに賛同し、ネットワークゲームに対して更に大きな流れを作っていけたらと思っております」と結んだ。

 パーティー・クルーのサイトでは3年間で30本のゲームタイトルの発表、30万人の会員数が目標という。1本当たり月額500円前後の遊び放題サービスを提供する予定。これらのソフトウェアは、同社ウェブサイトからの無料ダウンロードのほか、CD-ROMでの配布を予定している。ソフトウェア自体は基本的に無料で、ユーザーは、ゲームをする際にネットワークの利用料金を月額で払うという。

 保科氏に続き同社代表取締役社長の山本泉二(やまもとせんじ)氏が登場し「iMacやWindwos 98の発売に伴い、ネットワーク人口はさらに増加の傾向にあります。インターネットは、実用化の時代になりつつあります。So-netはインターネット・サービス・プロバイダーとしてだけではなく、接続した人がいかに楽しんでくれるかを追求していきます」とコメントした。

山本泉二社長
山本泉二社長



発表されたゲーム

・『Jong Plugged(ジャン・プラグド)』(開発:(株)ドワンゴ)
 ネットワーク対戦麻雀ゲーム。200卓以上の麻雀卓が用意されており、プレイヤーは好きな卓で他のプレイヤーと麻雀を打つことができる。チャット機能や、実力ランキング、“振り込み王”などのランキング集計も行なわれる。開発スタッフいわく「麻雀はもちろん、コミュニケーション部分に力を入れた」とのこと。'99年3月にサービス開始予定。

(C)1998 Sony Communication Network Corp. Developed by (株)ドワンゴ
(C)1998 Sony Communication Network Corp. Developed by (株)ドワンゴ



・『動天(どうてん)』(開発:(株)グローバルビジョン)
 Webベースの戦国シュミレーションゲーム。日本地図を50分割して行なわれる、最高50人参加の国取りゲーム。元々フリーのプログラマーで学生だった速水純一氏が自分のウェブサイト上に公開していたCGIを使用したゲームを元に、開発元のグローバルビジョンが基本システムはほぼそのままに、音楽や画像を加えたもの。'99年3月にサービス開始予定。

(C)1998 Sony Communication Network Corp. 原作・原案 速水純一、Developed by (株)グローバルビジョン
(C)1998 Sony Communication Network Corp. 原作・原案 速水純一、Developed by (株)グローバルビジョン



・『SARAC(サラック)』(開発:米VR-1社)
 深海探検3Dリアルタイムアドベンチャーゲーム。プレイヤー1人に付き1隻の潜水艦を所有する。深海を探索したり、海底資源を採掘したり、海賊行為を働いたりと、他のプレイヤーとのコミュニケーションを行なう。サーバーには最高1000人まで同時にアクセスできる。Windows 95/98/NTに対応し、'99年6月にサービス開始予定。

(C)1998 VR-1,Inc.
(C)1998 VR-1,Inc.



・『Battle Bringer(バトル・ブリンガー)』(開発:(有)トランスウェア、(株)プラニングオフィスワダ)
 ネットワーク対戦ロールプレイングゲーム。プレイヤーは戦士となり旅を続ける。コロシアムや、ダンジョン探検などのイベントも用意されている。戦闘は自動的に行なわれ、キャラクターの能力と運によって勝敗が決まる。Windows 95/98/NTに対応し、'99年6月にサービス開始予定。

(C)1998 Sony Communication Network Corp. Developed by (有)トランスウェア、(株)プランニングオフィスワダ
(C)1998 Sony Communication Network Corp. Developed by (有)トランスウェア、(株)プランニングオフィスワダ



・『葉隠(はがくれ)』(開発:(有)アートシステム、(株)プランニングオフィスワダ)
 ネットワーク忍者ロールプレイングゲーム。ひとつの世界にキャラクターは2人から8人アクセスでき、そのキャラクターたちで協力したり、戦ったりしながら任務を遂行するというもの。画面はクォータービューで、マウスのみで移動と戦闘を行なえる。Windows 95/98/NTに対応し、'99年秋サービス開始予定。

(C)1998 Sony Communication Network Corp. Developed by (有)アートシステム、(株)プランニングオフィスワダ
(C)1998 Sony Communication Network Corp. Developed by (有)アートシステム、(株)プランニングオフィスワダ



 積極的に新しいエンターテインメントを追求するSo-net。人気のPostPetのキャラクターを使うゲームも検討しているという。パーティー・クルーは、ネットワークゲームのあり方の一つとして、大きな布石となる可能性を秘めているといえるだろう。

記者会見会場がいきなりゲームセンターに

 山本社長のコメントの後、各ソフトの開発者たちが紹介された。同時に会場内は開発中のゲームをプレイできるようにレイアウトが変更された。カウンターバーが設置され、場内は、にわかにゲームセンターの様相と化した。ソニーらしい趣向に、来場者も時を忘れ楽しんでいたようだ。

『Jong Plugged(ジャン・プラグド)』で4人対戦を行なう人々
『Jong Plugged(ジャン・プラグド)』で4人対戦を行なう人々



『SARAC(サラック)』で深海魚と格闘する、米VR-1社の副社長Christpher T.Blisard(クリストファー・T・ブリサード)氏。目が真剣
『SARAC(サラック)』で深海魚と格闘する、米VR-1社の副社長Christpher T.Blisard(クリストファー・T・ブリサード)氏。目が真剣

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