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ギンガコム、専用線と公衆電話回線を使った国際電話着信サービスを開始

1998年09月07日 00時00分更新

文● 報道局 中山実

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 ギンガ・コミュニケーションズ・インターナショナル(株)(ギンガコム)は、専用線と公衆電話回線を使った国際公専公着信サービスを本日開始すると発表した。同社の親会社の米Unitrendix社が持つ日米間の国際専用回線(1.5Mbps×2本)を使い、東京芝浦に設置した交換機を経由して、東京通信ネットワーク(株)(TTNet)の電話回線網から全国の各事務所や家庭に接続する。

 ギンガコムは、提携企業のカナダの国際通信会社GSTグローバル社の持つ通信回線インフラを基盤に、ヨーロッパ、北国、南米などの日系企業を中心に日本への国際電話回線を販売する。料金は、アメリカから日本の場合で1分あたり14~15セント程度になるという。



 当初は日本での着信のみのサービスだが、来年の春をめどに、発信サービスやインターネット接続サービスも開始する予定。ギンガコム社の梶均社長は、「海外のキャリアーを集めることで、コストを下げることができる」と語り、価格競争について自信を見せた。発信サービスの料金は、「当初は、KDDと比べて60~70パーセント程度」(梶均社長)になるという。

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