日本サン・マイクロシステムズ(株)と(株)東芝は、UNIX OS『Solaris』のインテル版の販売・サポートを共同で行なう、と発表した。また、日本オラクル(株)も、インテル版Solarisに対応した『Oracle8』を本日より出荷。3社が共同して、企業向けサーバー製品の開発・販売・マーケティングを行なう。
東芝の久保勲情報通信機器事業本部長は、「東芝は、Solaris、Oracleともに10年以上の実績を持っている。そして、先ごろ発表したPCサーバー『MAGNIA』シリーズでは、インテル版Solarisをサポートする。これにより、ユーザーに多くの選択肢を提供することができる」と述べた。インテル版Solarisを採用した日本メーカーは、日本NCR(株)、富士通(株)に続いて東芝が3社目になるという。
また、本日インテル版Solarisに対応した『Oracle8』を発売した日本オラクルと、東芝は、インテル版Solarisに対応した『Oracle
Parallel Server』を共同で開発することも発表した。製品化の時期などは未定という。
日本オラクルが発売したインテル版Solaris対応の『Oracle8』は、『Oracle8
Enterprise Edition for Sun Intel Solaris Release8.0.4』が8同時ユーザーで320万円、『Oracle8
Workgroup Server for Sun Intel Solaris Release8.0.4』が8同時ユーザーで80万円。(報道局 佐藤和彦)
・東芝
http://www.toshiba.co.jp/
・日本サン・マイクロシステムズ
http://www.sun.co.jp/Press/release/1998/0623.html
・日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/news/index.html