(株)インフォマティクスは、Windows95/NT対応の汎用3次元オブジェクトCADシステム『MicroGDS』の新バージョン『MicroGDS
Professional V5.2』および『同Compact V5.2』を7月3日に発売する。価格は
『Professional』が59万6000円、『Compact』が9万6000円。
『MicroGDS V5.2』は、企画開発や建築設計、施設管理などを目的としたシステムである。今回、新たに項目を選択するだけで作図の準備が行なえるスタートアップウィザードや、レイヤーの設定やオブジェクト名の指定などもマウスによって行なえるなど、新たなツールやインターフェースが追加された。
インターネットにも対応しており、Webブラウザーで参照できるDWF、SVFやVRML形式のファイル出力が可能。航空写真や地図などの容量の大きな画像も取り込み可能で、原図として利用することもできる。また、1500点のテクスチャーデータ(Professionalのみ)と6000点のライブラリーデータが追加されている。また、CADデータファイルのデファクト・スタンダードである『AutoCAD』シリーズのデータ形式“DWG”、“DXF”にも対応している。
同社ではProfessionalは1000本、Compactは1500本の売上を目標としている。また、それぞれの旧バージョンからV5.2へのバージョンアップも行なうという。『Professional
V5.x』からは6万8000円、『同 V4.x』からは11万円、『Compact V5.x』からは1万9800円、『同
V4.1』からは4万3000円。(報道局 白神貴司)
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