日本ピーシードックス(株)は、企業向けドキュメント管理システム『DOCSFusion
Server』と、そのファミリー商品を7月上旬から、順次発売すると発表した。今回発売するのは『DOCSFusion』、『PowerDOCS』、『CyberDOCS』の3製品で、『Microsoft Back Office』と融合した、ドキュメント管理サーバーシステム環境を提供するもの。また、同社は、今後も製品を次々と追加していくという。
PCDOCS Group InternationalのCEOルービン・オステン氏(左)とマイクロソフトソリューションデベロッパー事業部事業部長の東 貴彦氏(右) |
企業のドキュメント管理は、スキャナーでの取り込みやテキスト入力による文書制作、個人または複数の人間による編集作業、作成されたデータの共有というプロセスを経て行なわれる。しかし、従来の方法では、これらの作業ごとに異なったアプリケーションやファイル形式などを使用しなければならなかった。また、作られたデータも企業のネットワークの中に散在しアクセスしにくかった。
『DOCSFusion』は、デスクトップ環境に関係なく、情報がどこに存在していてもアクセスできる機能を与える、サーバーベースのドキュメント管理システム。また、イントラネットやインターネットにブラウザーからのアクセス機能を与える『CyberDOCS』、Windowsデスクトップの検索機能を与える『PowerDOCS』といったクライアント・インターフェースを導入することも可能。『DOCSFusion』を中心に構成されたシステムにより、ユーザーは、イントラネットやインターネットに分散した情報を、プラットフォームを意識せず、効率的に入手できるようになるという。
価格は、『DOCSFusion Server』1クライアントと『PowerDOCS』5クライアントの構成の『PowerDOCSソリューション・パック』、『DOCSFusion
Server』1クライアントと『CyberDOCS』5クライアントの構成の『CyberDOCSソリューションパック』ともに、95万円から。対応する環境は、『DOCSFusion』がWindows
NT Server4.0とSQL Server(RDBMS)、『PowerDOCS』がDOCSFusion2.5、Windows 95/NT、『CyberDOCS』がDOCSFusion
Server 2.5、Windows NT Server4.0、DOCSFusion Server2.5、Internet Explorer4.0以上、Internet
Information Server 3.0/4.0。(報道局 小林 久)
http://www.pcdocs.co.jp/