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CALS技術研究組合とSTEP推進センターの後継組織が7月1日発足

1998年06月16日 00時00分更新

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 「CALS技術研究組合(NCALS)」と(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)の付属機関「STEP推進センター(JSTEP)」が母体となって設立される予定だった組織の概要が明らかになった。正式組織名は「企業間電子商取引推進機構(JECALS)」で、7月1日に発足する。事務局は所長以下4部8課体制で、この手の組織としては大きい部類に属する。

 業界団体8社、企業15社が準備委員会に参加していた。企業では、電機およびコンピューター関連企業が目立つ。自動車や鉄鋼など、CALS推進で主役を果たすと考えられてきた企業は個別では参画せず、形式上は業界団体を介しての参加となっている。

 NCALSおよび関連団体だったCALS推進協議会(CIF)には、宇宙開発事業団や富士総合研究所など十数社から出向者が来て業務を行なっていた。また、JSTEPは初期にはコンピューターグラフィックスの研究、推進団体だったNICOGRAPHの関連団体として活動していたが、JIPDECの関連団体として位置付けが変更される一方、NCALSおよびCIFとオフィスが隣接するなど実質的には非常に近い形で活動していた。JSTEPには自動車会社からの出向が目立っていた。

 JECALSの主役は、前身と変わらず重工業であるが、自動車や鉄鋼など、コンピューターユーザー企業の影が薄くなり、コンピューターベンダーの関与の度合いが高まっている。JECALSから産業の現場に近い形での提案が出てくるのか、コンピューターベンダー主導で進むのか、注目に値する。(報道局 中野潔)
http://www.jipdec.or.jp/jecals/

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