マクロメディア(株)が主催する“Macromedia Japan User Conference”が開催された。本日より3日間、ホテルニューオータニ東京にて『Web?
Web? Web?』のテーマで数多くのカンファレンスが行なわれる。
本年で3回目を迎えるこのイベントでは、Webマスター、デザイナー、コンテンツクリエイターを対象に、よりWebにフォーカスしたマクロメディア製品を紹介。発売直後のHTMLエディターDreamweaverやFreeHand8+Insta.HTMLはもちろん、ベータ版ダウンロード中の新製品、Flash3やFireworksのプレゼンテーションも行なわれる。
初日はマクロメディア(株)代表取締役・手嶋雅夫氏の挨拶で幕を開けた。クリエイティブワークによるWebビジネスの可能性について力強く語った。「Webテクノロジーの進化のスピードは速い、クリエイターは多くの情報を吸収しなくてはならない。大変な作業だが、この苦労を乗り切った人間だけが成功する可能性を持っている」と手嶋社長は語る。
キーノートスピーチでは米マクロメディア社のNorm Meyrowitz氏が“儲かりまっか?”というキーワードでDreamweaverを核としたWebオーサリングのコンセプトと、Webにフォーカスした新しい技術戦略についてプレゼンテーションを行なった。
パラッパラッパーのキャラクターと一緒に、古くからのFreeHandのパワーユーザーであるロドニー氏がスペシャルゲストとして登場すると、会場からは大歓声が湧き起こった。
19時からはウェルカムパーティーが行なわれ、日本中のデジタルクリエイターが大集合した。乾杯はアップルコンピュータの原田社長。歓談の合間にマクロメディアの次期プロダクトやTipsも数多く紹介され、大いに盛り上がった。
明日から行なわれるカンファレンスでは、2日間で合計27ものセッションが行なわれる。たんなる製品紹介ではなく、制作の現場で活躍している多くのクリエイターを招いてWebビジネスのノウハウやソフトウェアのTipsなども紹介されるということだ。(日刊デジタルクリエーターズ編集長 森川眞行)
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