三洋電機(株)は、CCD信号処理、JPEG圧縮伸長、電子ズームなどの処理をひとつのLSIで行なえるスーパーワンチップLSIを搭載した、35万画素のデジタルカメラ『DSC-V100』(愛称multi-z=マルチーズ)を6月1日に発売する。
同製品は、JPEG(Exif2.0)に準拠しており、画質はHi1(640×480ドット)、Hi2(640×480ドット)、S(320×240ドット)の3段階を選択できる。記録媒体はスマートメデイア2、4、8、16MBに対応、4MBのスマートメディアが付属している。
また、最大10秒間の音声付き動画の撮影ができる“動画クリップ”、0.1秒間隔で15枚までの撮影ができる“高速連写機能”なども搭載されている。
光学式ファインダーを採用し、ズームは2倍のデジタルズームのみ、背面の液晶モニターには11万画素の2インチ低温ポリシリコンTFTカラー液晶を搭載している。また、デジタル出力端子はシリアルポートを装備。サイズは幅106×高さ61×奥行き35mm、重さは本体のみで200グラム。価格は5万8000円。(報道局 佐藤和彦)
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