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新Athlon&Duronのクロックアップのキーとなる「L1クローズ」タイプの入手先

クロックアップマニア必見! ソケットタイプでも倍率変更!?

2000年08月01日 21時53分更新

文● ASCII DOS/V ISSUE編集部 小板謙次

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 秋葉原ではKT133マザーの品薄状態も収まり、ほとんどの製品が入手できる状態になってきた。しかし、ユーザーの人気は倍率変更機能のついたASUSTeK「A7V(WOA)」(※1)に集中している。このマザーを使い、Duron-600MHzやAthlon-750MHzを900MHzで動かしたという事例が徐々に報告されはじめている。

※1 ASUSTeKの日本代理店ユニティによると、同社出荷の「A7V」(音源なしモデル)には、クロック倍率変更のジャンパがついているという。

 ところが今後は、CPU側で倍率変更を無効にするようになるのではないか? という噂が広がっている。マニア達は、これは大変だ、とばかりに、倍率変更ができるともっぱらの噂である「L1クローズ」製品を探し回っている。

 そんななか秋葉原のツクモ11号店では、展示してあるマザーボード「A7V」の近くに「当店の、Duron、AthlonともにL1部がクローズです」というポップを置きはじめた。ユーザーの立場からすればまことにありがたい話だが、このような表示をしているショップはきわめて珍しい。

ユニークな店構えのツクモ11号店

話を聞いたところ、「今、在庫のあるAthlon、DuronはすべてL1クローズです。ただし、次に入荷してくるものもそうであるかどうかは分かりません」 とのこと。筆者がこのポップを見たのは日曜日の午後2時ころ。運が良ければ、まだ入手可能かもしれない。

ASUSTeK「A7V(WOA)」の近くには、わざわざ「当店のAthlon、DuronはL1クローズです」と書かれたポップが…
倍率変更可能です、ではなく、あくまで「L1部がクローズです」と書いているだけなので…

 なおこの時点で在庫があったのはDuron-700MHz(1万6500円)、Athlon-700MHz(1万8800円)、800MHz(2万8800円)、900MHz(5万1000円)。いずれにしても、購入時は自分の目で確認するか、あるいはショップの店員に聞いてみたほうがよさそうだ。

レジ上の在庫表。Duron-700MHz(1万6500円)、Athlon-700MHz(1万8800円)、800MHz(2万8800円)、900MHz(5万1000円)の文字が見える。

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