富士通(株)と日本ルーセント・テクノロジー(株)、NTTコミュニケーションウェア(株)の3社は、(株)NTTドコモが2000年度第4四半期に開始するIPコアネットワークの実験に使用するシステムを共同で提案し、システムサプライヤーとして選定されたと発表した。
NTTドコモでは移動体通信向けに、次世代のIPコアネットワーク実験を行なう。この実験は、IPベースの広帯域ネットワークの開発と導入を目的とした取り組みの一環として実施されるもの。
今回のシステムでは、富士通はIPのコアネットワークとなる『EA 1000 IPルータ・プラットフォーム』、および、音声通信やデータ通信をIP技術により管理する『モバイルIPプラットフォーム』を提供する。日本ルーセントは、ソフトスイッチ技術を利用したコール・エージェント・プラットフォームと、スイッチ製品の『APX 8000マルチサービス・アクセス・スイッチ』を提供する。またNTTコムウェアは、これらのプラットフォーム上で動作するサービスアプリケーションを提供するとしている。