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日本HP、Windows NT対応のフォールトトレラントサーバー『HP NetServer AA 6200』を発売

2000年07月17日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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日本ヒューレット・パッカード(株)は17日、都内において、ハードウェアレベルでフォールトトレラント(99.999%の連続可用性)を実現するWindows NT対応のサーバー『HP NetServer AA(Assured Availability) 6200』を発表した。

HP NetServer AA 6200HP NetServer AA 6200



同サーバーは、4台のサーバー『HP NetServer』(LC2000rやLH3000rなど)を利用して、フォールトトレラント環境を実現する。4台のサーバーは、計算側2台、I/O処理側2台に分けて、機能ごとにサーバーを配置する。「NTの障害発生のほとんどは、入出力関係。計算側とI/O処理側を物理的に分けることで影響を極小化する」(同社コマーシャル事業統括PC&PCサーバーマーケティング本部長の松本光吉氏)という。

コマーシャル事業統括PC&PCサーバーマーケティング本部長の松本光吉氏コマーシャル事業統括PC&PCサーバーマーケティング本部長の松本光吉氏



価格は、4台のサーバーを接続するキットのAA 6200キットが760万円。システム構成例として、計算側にPentium III-733MHz搭載のNet Server LC2000r、I/O処理側に同じCPUを搭載のNetServer LH3000r、そのほかSureStore DAT40i×2台、DAT24e×2台、UPS×2台とした構成で1700万円となっている。出荷は17日から。

日本ストラタスコンピュータ(株)の同社独自の同期技術が組み込まれたフォールトトレラントサーバーとの比較については、「こちらは汎用のサーバーで構成した。これからもその路線でいく」(松本氏)と語った。

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