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米モトローラ、2000年第2四半期と上半期の業績を発表――上半期の売上は前年同期比21%増の180億ドルを計上

2000年07月14日 00時00分更新

文● 編集部

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モトローラ(株)は13日付で、米モトローラ社が12日(現地時間)、2000年第2四半期の売上が前年同期比22%増の約93億ドル(約1兆44億円)で過去最高を記録し、第2四半期の利益(特別項目を除く)が5億1500万ドル(約556億円)を計上したと発表した。

主要部門の第2四半期の業績を見ると、パーソナルコミュニケ―ンズ部門の売上は前年同期比20%増の33億ドル(約3564億円)で、営業利益は1億3200万ドル(約143億円)を計上。営業利益率は、第1四半期の2%から4%に向上した。とくにデジタル携帯電話の売上増が顕著で、今期の電話関連売上の97%がデジタル携帯電話によるものという。また、ネットワークシステム部門は、売上が前年同期比23%増の20億ドル(約2160億円)で、営業利益は前年同期の1億6900万ドル(約183億円)から2億5600万ドル(約276億円)に増加。携帯電話関連のネットワーク設備の売上は、北南米、ヨーロッパ、アジアのいずれの市場でも大幅に伸びたという。さらに、半導体製品部門は、前年同期比27%増の20億ドル(約2160億円)で、営業利益も前年同期の2400万ドル(約26億円)から1億6600万ドル(約179億円)に増えた。地域別の売上は、ネットワークシステム部門と同様に、北南米、アジア、ヨーロッパといずれの市場でも好調だという。

同社は、本発表に併せて2000年上半期の業績も発表しており、これによると、上半期の売上が前年同期比21%増の180億ドル(約1兆9440億円)で、上半期の利益(特別項目を除く)として9億6300万ドル(約1040億円)を計上した。

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