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ソニー、バイオ用の動画エンターテインメントソフト『ムービーシェーカー』をパッケージ化して発売

2000年06月29日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は、同社のPCシリーズ“バイオ”にプレインストールし、ユーザーから好評を得ていた動画編集ソフト『ムービーシェーカー(MovieShaker)』をパッケージ製品化し、7月20日に発売する。対応OSはWindows 98/98 Second Edition/2000で、価格は7500円。

パッケージ製品化された『ムービーシェーカー』パッケージ製品化された『ムービーシェーカー』



ムービーシェーカーは、動画ファイル、静止画ファイル、音声ファイルといった素材をドラッグ&ドロップするだけで、オリジナル映像を作成できるソフト。画像のトリミングや、クリップの並べ替えも可能。

エフェクトは、“爆発”“マリンスノー”などのアニメーションエフェクトを24種類、入力したテキストをテロップとして映像に追加できるテキストエフェクトを8種類それぞれ用意している。前シーンと次シーンのつなぎ目効果(トラジション)は、クロスフェードや回転など8種類がある。

『ムービーシェーカー』の動画編集画面。ムービーシェーカーは、もともと8.9型ウルトラワイドXGA対応TFTカラー液晶ディスプレーを搭載した“バイオC1シリーズ”用のオリジナルソフトとして開発されたため、画面のウインドーが他のソフトに比べて横長になっている
『ムービーシェーカー』の動画編集画面。ムービーシェーカーは、もともと8.9型ウルトラワイドXGA対応TFTカラー液晶ディスプレーを搭載した“バイオC1シリーズ”用のオリジナルソフトとして開発されたため、画面のウインドーが他のソフトに比べて横長になっている



また、読み込んだ動画や静止画、各種エフェクト効果をランダムに切り貼りし、自動的に約30秒のBGM付きビデオクリップを作成できるシェーカー機能を搭載する。付属のBGMは、それぞれ穏やかな曲調からロック調の激しいものまで5段階に設定できる。

利用できるファイル形式は、動画ファイルがMOV、AVI、静止画ファイルがBMP、GIF、JPEG、PNG、PICT、音楽ファイルがWAV、AIF。

パッケージ版のムービーシェーカーは、上記のファイル形式に加え、MPEG-1、およびMP3にも対応しており、それぞれ素材として取り込める。シェイクパターンも追加され、合計15種類が用意されている。さらに、サンプル素材として、著作権フリーの音楽ファイル、動画ファイルを収録している。

また、ムービーシェーカー自体には画像の管理機能がないため、画像管理ソフト『PictureGear Ver.4.1 Lite版』が付属する。

なお、バイオのプレインストール版ユーザーを対象とした、パッケージ版へのアップグレードも検討中という。

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