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日本チボリシステムズ、ストレージ管理の新製品を発表

2000年06月23日 00時00分更新

文● 編集部 小林久

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日本チボリシステムズ(株)は、22日、統合ストレージ管理ソフト『Tivoli Storage Manager 4.1』(TSM 4.1)と、複数OSが混在するSAN(Storage Area Network)環境でファイル共有を行なえるサーバーソフト『Tivoli SANergy(サナジー) File Sharing V2.1』を発表した。TSM 4.1の価格は未定で、出荷は8月上旬。Tivoli SANergy File Sharing 2.1の価格は46万5500円で、6月30日の出荷を予定している。

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Tivoli Storage Manager 4.1の画面

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Tivoli Storage Manager 4.1は、電話回線を経由してTSMサーバーに接続したノートPCのバックアップ/リストアを行なえる機能を搭載。“Adaptive Differencingバックアップ”という独自の差分バックアップ方式を採用し、通常の更新されたファイルを置き換える手法だけではなく、ファイル内の変更されたブロックだけを抽出して、その内容を更新できるため、ネットワーク帯域を最小限に抑えることができる。

モバイル環境からのデータ送信を考慮した56bitDESに対応した“暗号化機能”や、バックアップ中に回線が切断された場合、途中からバックアップ作業を再開できる“自動復帰”機能なども装備する。対応するクライアントOSは、Windows 95/98/2000/NT4.0。

また、TSMクライアントをSAN内のテープドライブに、ダイレクトに接続してデータのバックアップが取れる“SANテープライブラリー・シェアリング”機能を追加。OracleやSAP R3などのデータベースへの接続機能を提供する『Tivoli Data Protection for Oracle/SAP』などを導入することで、データベースやメールサーバー内のデータを“LANフリー”でバックアップできるという。

一方、Tivoli SANergy File Sharing V2.1は、SAN内のストレージ/ファイルを、異なるOS間で効果的に共有するためのソフトで、SANergy MDC(Meta Data Controller)とSANergy clinetという2つのソフトで構成されている。SANergy MDCは、ファイバーチャネルなどでSANに接続したSANergy clientマシンと定期的にアクセスして、マシンのファイル構成などの情報(Map情報)を取得しており、SANergy clientマシンとSANのストレージをつなぐケーブルが断線した際には、SANにつながった他のマシンを通じ、LAN経由でデータを取得することもできる。

対応OSは、現時点でNT4.0のみだが、将来的にはWindows 2000/Solaris用のSANergy MDCとSANergy clinet、AIX/Tru-64/Mac OS用のSANergy clientの出荷も予定しているという。

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