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BCN総研、インターネット接続サービス対応の携帯電話所有者のうち実際の利用者は26.2%と発表

2000年06月19日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は16日、携帯電話によるインターネット接続サービスの利用状況に関するアンケート調査の結果を発表した。これによると、携帯電話利用者のうち、インターネット接続サービス対応の携帯電話の所有者の比率は約55%(男性57.5%、女性52.5%)で、そのうちインターネット接続サービスを実際に利用している比率は26.2%(男性27.6%、女性23.1%)。このアンケート調査は、同社のホームページ“DailyBCN”上で実施し、実施期間は6月9日から11日までで、有効回答人数は349人。男女比は、男性が66.6%、女性が33.4%となっている。

同社のアンケート調査の分析結果によると、インターネット接続サービス対応の携帯電話所有者に関する各サービスごとの男女別シェア(表参照)は、男女ともにNTTドコモの“iモード”とJ-フォンの“J-SKY”のシェアが拮抗。これらに比べ、IDOの“EZアクセス”のシェアが小さい。また、携帯電話によるインターネット接続サービスの実際の利用者に対して、ホームページと電子メールの利用割合を質問したところ、“電子メール利用が8割を占める”と回答した比率が男性52.5%、女性63.6%となった。そのほか、携帯電話で閲覧するホームページの登録数は、男女ともに“1~3サイト”が約70%。よく閲覧するサイトの内訳を見ると、男性は“ニュース・情報サイト”(48.3%)、ゲームなどを含む“エンターテインメントサイト”(23.3%)である。女性でも“ニュース・情報サイト”(26.1%)、“エンターテインメントサイト”(26.1%)が多く、男性に比べると、“チケット・リビングサイト”(13.0%)、“タウン情報・行政サイト”(13.0%)、“地域情報サイト”(13.0%)の割合も多い。

  Iモード EZアクセス J-SKY 未対応
男性 23.1 13.2 21.2 42.5
女性 19.2 9.1 24.2 47.5


各サービスの男女別シェア(%)

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