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高木産業、通信速度11Mbpsの無線LANアダプターと、無線LANアダプター搭載のパソコンを発表

2000年06月09日 00時00分更新

文● 編集部

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高木産業(株)は9日、“パーパス”ブランドの新製品として、通信速度11Mbpsの無線LANアダプター3機種、無線LANアダプター搭載のミニタワーパソコン1機種、ノートパソコン2機種を発表した。16日に販売を開始する。

『PXI-300』
『PXI-300』



『PXI-1000』
『PXI-1000』



発表された無線LANアダプターは、ノートパソコン用でPCカード(TypeII)タイプの『PXI-300』、デスクトップパソコン用でPCバス対応の『PXI-600』、10BASE-T対応のLANインターフェース内蔵のマイクロアクセスポイント『PXI-1000』の3機種。3機種とも、通信規格“IEEE 802.11”に準拠し、スペクトラム拡散方式で無線通信を行なう。通信速度は最大11Mbpsで、2.412~2.472GHzの周波数帯を利用し、チャネル数は13である。通信距離は、PXI-300とPXI-600が30m(通信速度11Mbpsの場合)、PXI-1000が240m(条件より異なる)。また、PXI-1000を利用することにより、10BASE-T対応の既存の有線LANと接続可能になる。価格は、PXI-300が1万8800円、PXI-600が2万3800円、PXI-1000が4万2800円。

『PSV-C500DL』
『PSV-C500DL』



『PNIV-C500VL』
『PNIV-C500VL』



無線LANアダプター搭載のパソコンは、ミニタワーパソコン『PSV-C500DL』と、ノートパソコン『PNIII-C500L』および『PNIV-C500VL』の3機種。3機種とも、CPUにCeleron-500MHz、64MBのメモリー(SDRAM)、56kbpsのモデム(V.90対応)を搭載し、OSはWindows 98 SE。PSV-C500DLは、4.3GBのHDD(Ultra-ATA)、最大44倍速のCD-ROMドライブ、PCIバス対応の11Mbps無線LANアダプター(PXI-600相当)を内蔵。15インチCRTディスプレーとステレオスピーカーが付属する。本体サイズは幅175×奥行き350×高さ362mmで、本体重量は約7.5kg。また、PNIII-C500LとPNIV-C500VLは、6GBのHDD(Ultra-ATA)、最大24倍速のCD-ROMドライブ、PCカードタイプの11Mbps無線LANアダプター(PXI-300相当)を搭載。本体サイズと重量は、PNIII-C500Lが幅315×奥行き256×高さ39.5mmで約3.0kg、PNIV-C500VLが幅305×奥行き251×高さ39mmで約3.0kg。両機種とも、バッテリーはニッケル水素で、動作時間は約1.5時間。バッテリーの充電時間は、PNIII-C500Lが約2~6時間、PNIV-C500VLが約3~4時間。

  PSV-C500DL PNIII-C500L PNIV-C500VL
CPU Celeron-500MHz
チップセット Intel 440BX SiS630 Intel 810
グラフィック機能 SMI721 SiS630に内蔵 Intel 810に内蔵
メモリー 64MB(SDRAM)
HDD 4.3GB(Ultra-ATA) 6GB(Ultra-ATA)
CD-ROMドライブ 最大44倍速のCD-ROMドライブ 最大24倍速のCD-ROMドライブ
LAN機能 11Mbps無線LANアダプター(PCIバス対応) 11Mbps無線LANアダプター(PCカードタイプ)
内蔵モデム 56kbps(V.90対応)

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