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【NETWORLD+INTEROP 2000 TOKYO Vol.6】Bluetooth対応製品や光無線通信機器が登場

2000年06月07日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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“NETWORLD+INTEROP 2000 TOKYO”では、ワイヤレスによるネットワークシステムも多く出展された。今年が実用化元年となる小型機器用ワイヤレスデータ通信規格“Bluetooth”の対応機器もお目見えし、PDA用インターフェースや携帯電話などへの応用製品が出品された。また各社から無線LANの対応製品が登場する中、レーザーなど光を利用したLANシステムも目を引いていた。

Bluetooth対応機器が登場

Bluetoothは、スウェーデンのエリクソン社やフィンランドのノキア社、(株)東芝などが規格を策定した短距離無線通信規格。2.4GHz帯の周波数で送受信を行ない、送信出力は1mW。送受信可能な距離は約10m程度で、データ伝送速度は1Mbps程度。今年後半から各社から続々と対応製品が発売される予定だ。

日本エリクソンが出展した、携帯電話用Bluetoothアタッチメントとヘッドセット
日本エリクソンが出展した、携帯電話用Bluetoothアタッチメントとヘッドセット



日本エリクソン(株)は、携帯電話に装着するBluetoothモジュールとワイヤレスヘッドセットを出展した。今年2月にドイツで開かれた見本市“CeBIT2000”でも展示されたもので、今秋に欧州で発売される予定。

『Cordless ScreenPhone HS210』
『Cordless ScreenPhone HS210』



また同社はBluetooth内蔵のディスプレー一体型電話『Cordless ScreenPhone HS210』を展示した。タッチパネル対応のSTN液晶ディスプレー上ですべての操作を行ない、電話をかけたり、電子メールやウェブ閲覧をワイヤレスで行なうことができる。米国で今年末に発売を予定している。

Windows CE搭載PDAに装着されたBluetoothモジュール
Windows CE搭載PDAに装着されたBluetoothモジュール



ザーコムジャパン(株)は、Windows CE搭載のPDAに対応したコンパクトフラッシュサイズ(Type I)のBluetoothモジュールを展示。実際に動作させて端末間でのデータ伝送をデモしていた。発売は今秋を予定。価格は「まったく未定」(同社)という。また同社は、PCカードサイズのモジュールや、米ハンドスプリング社のPalm OS搭載PDAに接続するアタッチメントといった各種製品を今秋以降、順次発売していくという。

アクシスコミュニケーションズが出展した、Bluetoothを利用した無線LANシステムのアクセスポイント
アクシスコミュニケーションズが出展した、Bluetoothを利用した無線LANシステムのアクセスポイント



アクシスコミュニケーションズ(株)は、Bluetoothを利用した無線LANシステムのアクセスポイント『AXIS 910』を出展した。100BASE-TX/10BASE-TのEthernetに対応し、モジュールを内蔵したパソコンとイントラネットを接続する。今年第4四半期に出荷を開始し、価格は500~600ドル(5万2500~6万3000円)程度となる見込み。

レーザー光線を利用した無線通信システムも


『CANOBEAM DT-50』の送受信装置 『CANOBEAM DT-50』の送受信装置



キヤノン販売は、レーザーを利用した光無線通信システム『CANOBEAM DT-50』のデモを行なった。622Mbpsの伝送速度で約2kmの無線通信が可能という。会場では同社のブースと住友電設(株)のブースを同システムで結び、動画伝送のデモを行なっていた。

昭和電線電纜(株)の光LANシステムは、光送受信装置を天井に取り付け、端末側で一斉にデータをやり取りできる。学校の教室などで活用例があるという 昭和電線電纜(株)の光LANシステムは、光送受信装置を天井に取り付け、端末側で一斉にデータをやり取りできる。学校の教室などで活用例があるという

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