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コンパックコンピュータ、ミッドレンジのSAN対応ストレージ/バックアップ製品群を発表

2000年06月07日 00時00分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は6日、マルチOS、マルチベンダー環境のSAN(Storage Area Network)に対応したミッドレンジのストレージ/バックアップ製品群を発表した。内訳は、ファイバーチャネル対応RAIDアレイ製品『Compaq StorageWorks Modular Array 6000(MA6000)』、およびストレージ管理ソフトウェア『SANworks バーチャル リプリケータ V2.0』、AIT(Advanced Intelligent Tape)技術を利用したバックアップ製品『Compaq AITテープ アレイ モデル5/モデル10』、『Compaq SSL2020 AITライブラリ』(テーブルトップ型、ラックマウント型)となっている。出荷は、全製品ともに7月上旬の予定。

『Compaq StorageWorks Modular Array 6000』 『Compaq StorageWorks Modular Array 6000』



『MA6000』は高速のファイバーチャネルを採用し、最大437GBまで拡張できるRAIDアレイ製品。上位機種にあたる『MA800』や『12000』と同一のモジュラーアーキテクチャーで構成するため、SAN環境の拡張の際、既存のドライブ筐体などがそのまま利用できる。Windows NT/2000、Compaq Tru64 UNIX、OpenVMS、Solaris、NetWare、HP-UXをサポートする。AIX、IRIXもサポートする予定。ホットスワップ対応の18GB HDDを最大24台収納し、RAIDレベル0、1、0+1、3、5をサポートする。価格は280万円~。

『SANworks バーチャル リプリケータ V2.0』はSAN環境を管理するためのソフト。Windows 2000をサポートし、Windows 2000環境下での動的なボリューム拡張、ネットワークディスク機能の強化、スケジューリング機能の拡張などを行なった。これにより、特定ディスクの容量が不足するのを未然に防ぐ予防的措置が可能になったという。対応OSはWindows NT/2000。価格は1ライセンスあたり55万円~。

『Compaq AITテープ アレイ モデル5/モデル10』は1本50GBのデータ容量を持つAITドライブを5台または10台収納したバックアップ装置。対応OSはTru64 UNIX、OpenVMS、Windows NT/2000。価格はモデル5が300万円で、モデル10は550万円。

『Compaq SSL2020 AITライブラリ』は、AITカートリッジを4Uサイズの筐体に最大19本収納するバックアップ装置。同製品は5台まで接続可能(最大4.75TB)。最大容量は950GB。標準仕様は50/100GBのATIドライブを1台装備する。対応OSはTru64 UNIX、OpenVMS、Windows NT/2000。価格は160万円。

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