日本インターグラフ(株)は6月5日、Windows NTワークステーション『Zv10
VE(ViZual Engine) Workstation』、および『Zx10 ViZual Workstation』にPentium
III-933MHzを搭載したモデルを追加したと発表した。同製品は、独自のアーキテクチャーやテクノロジー“WAHOOテクノロジ”の採用により、ベンチマーク公式サイト“SPEC
OPC Viewperf 6.1.1 ベンチマークテスト”で5項目中4項目で最速値を記録したという。特定のCAD/CAM/CGIアプリケーションのベンチマークである“SPEC
APC Pro/ENGINEER 2000i”や“APC Unigraphics V15”、“APC SolidWorks 99”などでも最速値を記録したという。同社では、これを記念して同製品の3GBまたは2GBのメモリー構成モデルを特別価格で販売する。
Pemtium III-933MHz搭載の『Zx10 ViZual Workstation』 |
『Zv10 VE Workstation』の大容量メモリーバンドルモデルの構成は、Pentium
III-933MHz×2、グラフィックスカードに『Intense3D Wildcat 4210 Proグラフィックス』、3GB(512MB×6)のSDRAMメモリー、18.2GBのLVD
Ultra160 SCSI対応のHDD、最大48倍速のCD-ROMドライブとなる。OSはWindows
NT4.0。サイズは幅193×奥行き521×高さ533mmで、重さは24.95kg。電源は100~120/220~240Vで、消費電力は最大400W。価格は325万円。グラフィックスカードを『Intense3D
Wildcat 4110 VIOグラフィックス』にした『Zx10 ViZual Workstation』の価格は275万1000円。消費電力は最大300W。