DOS/V関連ショップ“TWO TOP”の営業が、2日、秋葉原の全店で再開された。DOS/V自作ブームを支えてきた同ショップは、運営元の(株)フリーウェイが、1日、東京地裁に民事再生手続き開始申請を行なったことを受け、全店が臨時休業していた。
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インターネットのニュースサイトを中心に倒産と業務活動の中止が危惧されたフリーウェイだが、2日未明には、裁判所と監督官の監督のもと今後も業務を継続し、再生を図る方針であることを公表している。なお負債総額は50億円で、債権者数は、二百数十社（一般顧客を除く）だという。
TWO TOP全店の営業を休業した点に関しては、「民事再生法が4月1日施行されたばかりの新しい法律であることもあり、債権者/ユーザーに不要な混乱を起こさないため」としている。約1日経ち混乱が収拾したため、営業再開に踏み切ったという。今後は、秋葉原以外の全店でも営業活動を開始し、サポート業務も従来どおり行なっていく。
なお、料金支払済みの注文に関しては、引き渡し方法が確定次第、ユーザーに個別でメール連絡し、メールによる問い合わせも6月第2週から再開するという。同社が、現状で抱えているバックオーダー等に関しては、「監督官の管理下にあるため現状でお話できない」とのことだが、すべてのユーザーに対し、「製品の引き渡しまたは返金などの処置は確実に行なう」と保証している。
なお、同社は6日に債権者向けの説明会を行なう。プレス/一般向けの発表に関しては検討中だが、確定分に関しては、随時ウェブサイトで公開していくという。
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| 営業は秋葉原本店、1号店、2号店すべてで通常どおり再開 |
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| 特に混乱などはなく、店を訪れるユーザーも見られた |
