運用管理ソフトなどを出荷している米BMCソフトウェア社は5月21日~26日までの期間、米国・ラスベガスにおいて、プライベートショー“BMC
Assurance 2000”を開催している。BMCは23日(現地時間)、イスラエルのOptiSystems社の買収を発表した。そのほかに、認定技術者制度の開始を発表した。
SAP R/3の管理を強化
BMCは23日(現地時間)の朝に、イスラエルに本社を置き、ナスダックに上場しているOptiSystems社の買収を発表した。買収金額は、およそ7000万ドル(74億5500万円)になる。OptiSystemsは、SAP R/3などの管理ソフトなどを開発している会社。BMCは今回の買収により、R/3を利用したBtoBのeコマースや取引市場で、サービスレベル管理、パフォーマンス管理といった面で、PATROL製品群と包括的な管理を提供できるようになるという。
認定技術者制度を新たに発表
BMCは、新たな認定制度を発表した。これは、カスタマーやパートナー、従業員向けの制度で、認定を受けると“BMC Software Certified”ロゴの使用が認められる。認定の種類は、“Cerified Engineer”“Cerified Administrator”“Cerified Professional”と、分野やレベルによっていくつか設定されている。今回の発表は米国においてのことだが、この認定制度は日本でも導入の予定という。