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NEC、64bitRISCプロセッサーを搭載したUNIXサーバーとUNIXワークステーションを発表

2000年05月16日 00時00分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は16日、64bitのMIPS系RISCプロセッサーR12000-400MHzを搭載したUNIXサーバー『UP4800/880AD』および『同890AD』と、UNIXワークステーション『EWS4800/570AD』を発表した。3機種とも同日に販売を開始した。また、UNIXサーバー『UP4800シリーズ』向けの記憶装置として、米EMC社のディスクアレイ装置『Symmetrix3000シリーズ』をサポートし、同日に販売を開始すると発表した。



UNIXサーバー『UP4800/880AD』と『同890AD』は、“UP4800シリーズ”のハイエンドモデルで、CPUに2個のR12000-400MHz、OSにUX/4800を搭載し、10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプターと、SCSIインターフェース(UltraWide SCSIとFastWide SCSI)を内蔵する。880ADは、最大8個のプロセッサー、最大8GBのメモリー、最大99GBのHDDを搭載可能。また、890ADは、最大10個のプロセッサー、最大16GBのメモリー、最大90GBのHDDを搭載できる。本体サイズは、両機種とも幅650×奥行き900×高さ1150mm。本体重量は、880ADが200kg、890ADが215kg。価格は、880ADが860万円から、890ADが1210万円からで、両機種とも6月12日に出荷を開始する。

一方、UNIXワークステーション『EWS4800/570AD』は、CPUにR12000-400MHz、OSにUX/4800を搭載し、128MBのメモリー、10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプター、SCSIインターフェース(SCSI2)を内蔵する。最大2個のCPU、最大4GBのメモリー、447GBのHDDを搭載可能。本体サイズは幅216×奥行き429×高さ452mm。本体重量は20kg。価格は291万5000円からで、6月12日に出荷を開始する。

また、UP4800シリーズ対応のEMC製ディスクアレイ装置『Symmetrix3000シリーズ』は、HDDを最大4.5TBまで内蔵可能で、最大16GBのキャッシュメモリーを搭載できる。価格は5000万円からで、16日に出荷を開始する。

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