シスコシステムズ(株)の15日の発表によると、米シスコシステムズ社は現地時間の9日、2000年度第3四半期(2000年2～4月)の業績を発表した。それによると、売上は49億2000万ドル(約5362億8000万円)で、前年同期比55パーセント増となり、純益は6億6200万ドル(約721億5800万円)で、1株当たり利益は9セント(約10円)となった。
第3四半期中にシスコは、米Aironet Wireless Communications社とイタリアのPirelli
Optical Systems社の買収を、継承負債を含む合弁購入価格として約28億5000万ドル(約3106億5000万円)で完了し、購入途中の研究開発の損金処理分に当たる一時負担金として4億8800万ドル(約531億9200万円)を計上している。さらに米Altiga
Networks社や米Compatible Systems社、米Growth Networks社の買収を完了しており、これらは共同利権として処理している。
同社では、サービスプロバイダー市場において、データと音声、映像を統合した“New
World戦略”を引き続き展開したことが、あらゆる主要分野で発展を遂げ、好業績に繋がったとみている。
