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富士ゼロックス、6色フォトインクを採用した解像度2400×1200dpiの家庭向けカラーインクジェットプリンターを発表

2000年05月16日 00時00分更新

文● 編集部

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富士ゼロックス(株)は15日、解像度2400×1200dpiの家庭向けカラーインクジェットプリンター『富士ゼロックスJet Wind(ジェットウインド) 610C』を発表した。価格はオープン(予想価格は2万5000円程度)で、5月26日に販売を開始する。

『富士ゼロックスJet Wind 610C』
『富士ゼロックスJet Wind 610C』



同製品は、濃淡を繊細に再現するために6色フォトインク(Y/M/LM/C/LC/K)を採用した解像度2400×1200dpiのデスクトップタイプのインクジェットプリンター。ブラックインクに高耐水性の顔料系インクを採用し、水に濡れても滲みにくいので、郵便葉書の宛名やビジネス文書の印刷に適しているという。インクカートリッジの交換では、前面カバーを開けるだけで、インクカートリッジが自動的に中央に移動する設計になっている。印刷スピードは従来機『Jet Wind 600C』と比べ約15パーセント速くなり、印刷時の稼動音を43dB(A)に抑えた。印刷可能な用紙はA4サイズまでで、用紙の種類は普通紙のほか、光沢紙やOHPにも対応する。インターフェースにはUSBのほかにIEEE-1284準拠のパラレルを持ち、対応OSはWindows 95/98/NT 4.0/2000とMac OS 8.1以降。本体サイズは幅471×奥行き274×高さ218mmで、本体重量は3.7kg。

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