このページの本文へ

Bestlot.com,Inc.、日本初のインターネットオークション専用サーチエンジンサービス“Bestlot.com”を開始

2000年05月12日 00時00分更新

文● 編集部 井上猛雄

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

12日、ニューヨークに本社を置くBestlot.com,Inc.は、日本初のインターネットオークション専用サーチエンジンサービス“Bestlot.com”を開始したと発表した。

Bestlot.comは、Yahoo!オークション、eBayJapan、楽天市場、Biddersなどの日本の主要オークションサイトに出品されているすべての商品を、一度にまとめて検索できるサーチエンジンのサービス。検索したい商品の種類や名称、価格、色など、特徴をキーワードで入力するだけで該当する商品群を一覧できる。

Bestlot.comのページ。“Bestlot.com”とはオークションの出品番号のこと。一番良い用品を探すという意味でこの名前が付けられたBestlot.comのページ。“Bestlot.com”とはオークションの出品番号のこと。一番良い用品を探すという意味でこの名前が付けられた



検索キーワードはアンド検索にも対応しているので欲しい商品がすばやく調べられる。また、Bestlot.comに組み込まれている付加機能を利用して、購入希望金額の価格帯を入力し、商品の絞り込みも可能。

検索以外に、登録メンバー(無料)のみ利用できる2つのサービスも用意している。

1つは無料イメージホスティングサービス。これはBestlot.comのサイトにアップロードすることで、ほかのオークションサイトに出品するときに無料で画像を公開できるようにするもの。1回の申し込みで、10MBまでのディスク容量を利用でき、10個までの画像をアップできる。

もう1つは、Bestlot.comを通して、ほかのオークションサイトに出品できるオークション出品代行サービスサービス。12日現在、Yahoo!オークションのみで利用できるが、ほかのオークションサイトも利用できるようにしていくという。先のイメージホスティングサービスと併用して、出品と同時に画像のアップロードも可能になる。

またBestlot.comでは、付帯サービスとして今月中にも、さらにいくつかのサービスを追加する予定。指定したカテゴリーの商品を検索表示する“カテゴリーサーチ”、自分が出品、入札しているオークションサイトの商品を一覧できる“出品一覧表”と“入札一覧表”、事前に入札したい商品のサイトと番号、時間、金額を指定して入札できる“自動入札”、出品商品の累積アクセス数を確認できる“アクセスカウンター”などのサービスを始める予定。将来的には、iモードから、オークションの一覧を表示し入札できるようなことも可能だという。

同社の代表取締役社長、松尾博氏は「当面、自己資金でサイトを運用していくが、トラフィックが増えれば広告収入が得られるのではないかと考えている。サービスについては、インターネットオークションサイトを補完する機能として、利用者側の立場に立った使い勝手の良い快適な機能を提供していく。今後は、ほかのオークションサイトにない機能をどんどん追加していきたい」と語った。

Bestlot.com,Inc.の代表取締役社長、松尾博氏(右)、サイト運用責任者の古川展望氏(左)
Bestlot.com,Inc.の代表取締役社長、松尾博氏(右)、サイト運用責任者の古川展望氏(左)

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン