(株)トミーは、関係者向けに今夏発売の新製品を紹介する展示会を都内で開催した。会場内で同社は、低価格デジタルカメラの新製品2機種を展示、来場者の注目を集めていた。
Me:siaの新製品は円形モデル
1つは、既存の低価格デジタルカメラ『Me:sia2』。撮影した画像1枚につき、約5秒の音声メッセージを録音して付加できる。音声付き画像は、最大15枚まで作成可能。また、AVIファイル形式の動画を10秒まで撮影できる。インターフェースはUSBで、PCへの画像転送速度が向上したほか、PCカメラとしても利用できる。電源は単4電池×1で、本体から電池を抜いても保存した画像が消えないようになっている。価格は1万円で、8月下旬発売。 | 『Me:sia2』。女性ユーザーを意識し、従来モデルからデザインを一変した |
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付属ソフトは、撮影した顔写真のメイクやヘアを変更したり、アクセサリーを付けたりできるコスメティックソフト『I-style
ライト版』（(株)インフィニシス提供)、画像にさまざまなエフェクトを追加できるツール『V-MAGIC』(日本ビクター(株)提供)、画像への落書き機能や、画像合成機能、画像メール送信機能、画像アルバム作成機能などを搭載したオリジナルのペイントソフトなどが用意されている。
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| Me:sia2の右にある水色の製品が既存のMe:sia。1番右側のピンクの製品はMe:siaの“動物占い”バージョン。生年月日と性別を入力すると動物占いができる専用ソフトが付属する。こちらは7月下旬発売 |
Yahoo! ブランドのデジタルカメラも登場
もう1つは、大学生から20代前半の男性/女性をコアターゲットとした低価格デジタルカメラ『YAHOO! Digital CAM(ヤフー・デジタルカム)』。赤外線センサーを搭載しており、暗い場所での撮影が可能。セルフタイマーも備えている。インターフェースはシリアルで、PCカメラとしても利用可能。電源は単3電池×2。価格は7980円で、8月24日発売。名前の通り、ヤフー(株)とのタイアップ製品で、ヤフーは同社の運営する総合情報サイト“Yahoo! JAPAN”上で7月ごろから製品の紹介や予約受付などを行なうほか、Yahoo!ブランドの雑誌で製品を紹介するなどのプロモーションを展開する。
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| 低価格デジタルカメラ『YAHOO! Digital CAM』。写真は試作機だが、製品版ではトランスルーセントボディーとなり、“Yahoo!”のロゴが入るという |
イベント会場で人気の小型カメラ搭載プラレールを今秋発売
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『プラレール』の新製品として、プラレールの先頭車両に小型カメラを搭載し、プラレールから見た映像をTVで観賞できるキットが参考出展されていた。専用の操作ユニット(写真右)でプラレールをコントロールできる。ユニットは赤外線を使ってプラレールを操作し、プラレールに搭載したカメラの映像は電波でユニットに送信される。ユニットとTVを接続することで、TVで映像を見ることが可能になるという。赤外線および映像電波の有効範囲は3～5mで、6畳間で遊べる程度とのこと。プラレールとカメラ、ユニット、線路をセットにして今秋発売する。価格は未定。
