このページの本文へ

BCN総研、デスクトップパソコンでDVDドライブ標準搭載モデルのシェアが約45%に拡大したと発表

2000年04月28日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査機関であるBCN総研は28日、“BCNランキング”*のまとめによるとデスクトップパソコンの販売台数のうち、DVDドライブ標準搭載モデルのシェアが約45%に拡大したと発表した。'99年10月は、DVDドライブ搭載機は24.4%のシェアであったのが、12月に50%を突破し、その後45%前後のシェアを維持し続けているという。BCN総研では、専用DVDプレーヤーが未だ高価な製品として位置付けられている現状で、DVD視聴以外の多様な用途を持つパソコンがDVDプレーヤーの代替品となっている側面があり、専用プレーヤーが現在のビデオプレーヤのような普及価格帯になるまで、パソコン上でのDVDの視聴需要は拡大し続けるとみている。

* BCNランキング:東名阪のパソコン大手販売会社9社284店舗の日次販売データをデイリーで収集し配信するもの。

また、DVD関連ソフトの販売本数シェアも急上昇し、マルチメディア分野で80%に達しているという。DVD関連ソフトは'99年12月の時点でも50%に迫る勢いをみせていたが、2月に入り一気に70%以上に上昇したという。BCN総研では、DVDビデオソフトのラインアップの充実、デスクトップパソコンに占めるDVD搭載機の構成比の上昇といった諸条件が相乗効果をもたらした結果とみている。
なお、販売台数、本数の具体的数値は公表していない。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン