(株)インプレスと(株)ビー・エヌ・エヌは27日、新会社“株式会社クリエイターズギルド”を合弁で設立することで合意したと発表した。新会社ではクリエイターと企業を結ぶ役割を果たすサイトを設立する。6月にクリエイターの無償登録受付を開始し、本格稼働9月を予定している。
新会社は、人材不足に悩む企業とデジタルクリエイターを、ウェブを介してサポートするというもの。デジタルクリエイターは同社が運営するウェブ上に、自らの作品や職歴、デザインスタイル、受注条件などを公示することができる。一方、顧客企業は、登録データを検索することで、最適なスキルを持ったクリエイターにアクセスでき、企業とクリエイターのダイレクトな結びつきが可能となる。
同社では、将来クリエイターとしての独立を希望する会員に向けて、現場で必要とされる各種技能のセミナー、およびトレーニングによる育成を行なっていくとしている。初年度の登録目標は登録クリエイターが1万名、顧客企業500社とし、初年度の売上目標を5億円としている。