富士通(株)とサン・マイクロシステムズ(株)は24日、両社が共同運営する“SymfoWARE-Sunコンピテンシ・センター”を、同日に開設したと発表した。
同センターは、東京都世田谷区のサン社内に設置され、両社および両社のパートナー企業が、顧客のシステム構築の要望に応えるため、無料で利用できるもの。サンからはUNIXサーバー機『Sun
Enterprise サーバ』やオペレーティングシステム『Solaris』などが、富士通からはデータベースシステム『SymfoWARE』や『SymfoWARE
Navigator』などが提供され、これらの製品を用いたシステムの性能検証や稼動確認、アプリケーションソフトのベンチマークテストなどが行なえるという。
なお、富士通と米サン・マイクロシステムズ社は、『Solaris』を搭載した『Sun
Enterprise 450』と、富士通のデータベースソフト『SymfoWARE Server for
Workgroup 2.0』を組み合わせたシステムで、TPC(Transaction Processing
Performance Council)のベンチマークテスト“TPC-C”を実施し、価格性能で27.70ドル(約2910円)/tpmCと、処理性能20123.7tpmCを記録したという。