(株)東芝は、英日/日英翻訳ソフト『The翻訳インターネットV5.0』を5月19日に発売する。価格は1万6800円。対応OSはWindows
95/98/2000/NT4.0。
『The翻訳インターネットV5.0』は、ネットサーフィンに適した機能を多く搭載した翻訳ソフト。
『The翻訳インターネットV5.0』製品パッケージ |
今回のバージョンでは、ウェブブラウザー画面からの訳語学習が可能となった。ブラウザー画面の文章を翻訳した後、文章中の“学習マーク”をクリックすると、“ブラウザ画面訳語学習”画面が呼び出され、訳語の学習設定が行なえる。設定した訳語は、すぐにブラウザー画面に反映される。
“エリア翻訳”は、ブラウザー画面上で指定した範囲のみを翻訳する機能。範囲指定すると、その部分の翻訳結果を別ウインドーに表示できる。“自動メール翻訳”は、日本語環境下で英文メールを受信したときに、自動的にメール文を翻訳するもの。発信人ごとに翻訳をする/しないといった設定が行なえる。
“エリア翻訳”画面 |
ウェブブラウザーがInternet Explorer 5.0の場合は、Internet Explorer上に専用の翻訳ボタンやメニューが追加される。これにより、翻訳ソフトを起動することなくブラウザーからダイレクトに翻訳できる。また、日本アイ・ビー・エムの音声認識ソフト『ViaVoice』に対応しており、日本語文を音声で入力すると、その文を翻訳し、英語で音声読み上げを行なう機能も備える。
翻訳辞書は、英日辞書が25万語、日英辞書が20万語を収録する。6000以上の英文テンプレートも収録しており、テンプレートに必要な単語を穴埋めするだけで、基本的な英文メールを作成できる。