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バーテックス リンクとオランダのFREECOMがIEEE 1394対応のCD-RWドライブなどを発表

2000年04月13日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)バーテックス リンクとオランダのFREECOM Technologies社は、日本市場向けのDVD-ROMドライブ、CD-RWドライブの新製品を発表、本日都内で共同記者発表会を行なった。

FREECOMは、オランダに本社のある外部記憶装置の開発、製造、販売メーカー。ドイツに開発/製造拠点を持ち、バーテックス リンクが日本国内でのFREECOM製品総代理店となっている。バーテックス リンクは、FREECOM社のi.LINKやFireWireに対応したDVD-ROMドライブ、CD-RWドライブなどの新製品を、4月22日以降に発売することを発表した。

ポータブルシリーズ


外付け型CD-RWドライブ『CDRW4420』
外付け型CD-RWドライブ『CDRW4420』



『CDRW4420』は、IEEE 1394対応の書き込み4倍速/読み込み20倍速の外付け型CD-RWドライブ。本体サイズは、幅163×奥行き287×高さ50mm、重量は1.6kg。インターフェースがIEEE 1394対応のWindows版と、アップルコンピュータの“FireWire”インターフェースを装備したMacintosh対応版、ソニーの“i.LINK”インターフェースを装備したWindows対応版が用意されており、それぞれ対応ケーブルを標準添付する。ライティングソフトは、Macintosh版は(株)アプリックスの『MacCDR』、Windows版は『WinCDR』が付属する。対応OSは、Mac OS 8.6、またはWindows 98/2000。発売日は3製品とも5月上旬で、価格はそれぞれ5万4800円。今後は、書き込み速度が8倍速、12倍速の新製品も順次リリースしていくという。

発表会場で参考出展されたUSB接続の『ポータブルMOドライブ』。メディアは640MB/230MB/128MBに対応。USB対応モデルおよびIEEE 1394対応のWindows対応モデルは今春、Macintosh対応モデルは12月に発売する。ドライブを工具なしで自分で組み立てられるMOドライブキット『ドライブインMO』も発売予定という
発表会場で参考出展されたUSB接続の『ポータブルMOドライブ』。メディアは640MB/230MB/128MBに対応。USB対応モデルおよびIEEE 1394対応のWindows対応モデルは今春、Macintosh対応モデルは12月に発売する。ドライブを工具なしで自分で組み立てられるMOドライブキット『ドライブインMO』も発売予定という



トラベラーシリーズ

トラベラーシリーズは、ポータブルシリーズ製品よりも小型/軽量モデルのシリーズ。

小型のCD-RWドライブ『Traveller CDRW』
小型のCD-RWドライブ『Traveller CDRW』



『Traveller CDRW』は、CD-RW書き込み4倍速/CD-ROM読み込み20倍速/CD-RW読み込み14倍速の外付け型CD-RWドライブ。NiMHバッテリーを搭載しており、ACアダプターまたはNiMHバッテリーから電源を供給できる。本体サイズは幅136×奥行き173×高さ19mm、重量はバッテリー搭載時で600g。IEEE 1394インターフェースモデル、FireWireインターフェースモデル、i.LINKインターフェースモデルが用意されており、対応OSはMac OS 8.6、またはWindows 98/2000。ライティングソフトは、『MacCDR』、または『WinCDR』が付属する。5月上旬発売で、価格はそれぞれ7万2800円。

『Traveller CDRW Light』は、『Traveller CDRW』からバッテリーを外した軽量モデル。電源はACアダプターから供給する。本体サイズは幅136×奥行き173×高さ19mm、重量は450g。IEEE 1394インターフェースモデル、FireWireインターフェースモデル、i.LINKインターフェースモデルが用意されており、対応OSはMac OS 8.6、またはWindows 98/2000。ライティングソフトは、『MacCDR』、または『WinCDR』が付属する。5月上旬発売で、価格はそれぞれ5万9800円。

外付け型DVD-ROMドライブ『Traveller DVD』
外付け型DVD-ROMドライブ『Traveller DVD』



『Traveller DVD』は、IEEE 1394対応の外付け型DVD-ROMドライブ。DVD-ROM読み込み速度は4倍速で、CD-ROM読み込み速度は24倍速。本体サイズは幅136×奥行き173×高さ19mm、重量は600g。IEEE 1394インターフェースモデルと、i.LINKインターフェースモデルが用意されており、対応OSはWindows 98/2000。DVD再生ソフトとして、サイバーリンク(株)の『PowerDVD』が付属する。i.LINKモデルは4月22日発売、IEEE 1394モデルは5月上旬発売で、価格はそれぞれ5万9800円。

発表会には両社代表取締役が出席

発表会場で、(株)バーテックスリンク 代表取締役社長の由利義和氏は「IEEE 1394対応の新製品をリリースする。新しい規格や技術をいち早く取り入れて製品化し、ユーザーに魅力的な製品を提供したい」とコメント発表会場で、(株)バーテックスリンク 代表取締役社長の由利義和氏は「IEEE 1394対応の新製品をリリースする。新しい規格や技術をいち早く取り入れて製品化し、ユーザーに魅力的な製品を提供したい」とコメント



FREECOM EuropeのHuibert Boreel(ハウベルト・ボレール)氏は、同社の日本市場戦略について、「バーテックス リンクとのパートナーシップを強化し、日本におけるサポートを向上させる。今後は、日本専任のスタッフを社内に配置し、商品化するものに関しては日本市場を念頭において検討していく。新製品を世界に先駆けて日本で発売したい。ヨーロッパと日本における最新技術を製品に取り込んでいく」としているFREECOM EuropeのHuibert Boreel(ハウベルト・ボレール)氏は、同社の日本市場戦略について、「バーテックス リンクとのパートナーシップを強化し、日本におけるサポートを向上させる。今後は、日本専任のスタッフを社内に配置し、商品化するものに関しては日本市場を念頭において検討していく。新製品を世界に先駆けて日本で発売したい。ヨーロッパと日本における最新技術を製品に取り込んでいく」としている



参考出展のネットワーク上で複数ユーザーが同時にCD-ROMやDVD-ROMにアクセスできる『CD/DVD ThinServer』。18GBのHDDを内蔵している。本体モジュールは、アクシスコミュニケーションズ社の『AXIS StorPoint CD Models』の組み込み型モジュールのOEM供給となっている
参考出展のネットワーク上で複数ユーザーが同時にCD-ROMやDVD-ROMにアクセスできる『CD/DVD ThinServer』。18GBのHDDを内蔵している。本体モジュールは、アクシスコミュニケーションズ社の『AXIS StorPoint CD Models』の組み込み型モジュールのOEM供給となっている

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