このページの本文へ

VIA、次世代チップセットにDDR266 SDRAMの採用を表明

2000年04月10日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

台湾のVIA Technologies社は4月10日、次世代PCチップセットに、新メモリー技術“Double Data Rate(DDR266) SDRAM”を採用すると発表した。

DDR266は、同クロックのPC133に比べ、2倍のデータ転送レートを可能にするというもの。ピーク大域幅は毎秒2.1GBで、DDR266を利用することでサーバーやワークステーション、ハイエンドPC向けの高性能で少ないレイテンシーのDRAMサブシステムを構築できる。

また従来のSDRAMが消費電圧が3.3ボルトであったのに対し、DDR266は2.5ボルトであるため、小型デスクトップPCやノートPCにも適しているという。

同社は、マイクロン、三星、Hyundai、Infineon、日立、NEC、三菱、Nanya、東芝など主要なメモリーメーカーと協力し、既存のJEDEC DDR SDRAMに準拠したDDR266のデバイスおよびPC2100メモリーモジュール技術を開発、今後は、Cyrix III、Pentium III、AMD Athlonの各プロセッサーで動作するDDRチップセットを生産するとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン