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プラネックスコミュニケーションズ、伝送速度が11Mbpsの無線LANシステム『GeoWave』シリーズを発売

2000年04月10日 00時00分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は8日、無線LANシステム『GeoWave(ジオウェイブ)』シリーズ6製品を今月より順次発売すると発表した。販売は全国の主要代理店、および直販サイト“PCI Direct”を通じて行なう。PCカード(TypeII)のインターフェースカード『GW-NS110』(4月発売予定)、USBインターフェースカード『GW-US110』、アクセスポイント『GW-AP110』(共に5月発売予定)、PCI バスインターフェースカード『GW-DS110』(6月発売予定)、ビル間通信ユニット(指向性アンテナタイプ)『GW-BR110D』、同(無指向アンテナタイプ)『GW-BR110R』(共に7月発売予定)の6製品が用意される。価格は全製品オープン(予想価格は未公開)。

PCカードタイプの無線LANインターフェース『GW-NS110』
PCカードタイプの無線LANインターフェース『GW-NS110』



無線LANカードの『GW-NS110』、『GW-US110』、『GW-DS110』3製品はIEEE802.11b規格に準拠し、伝送方式に直接拡散型スペクトラム方式(DS-SS)、内部に2つのアンテナを持つダイバーシティーアンテナを採用する。伝送速度は11Mbps。アクセスポイントを用いずに、無線インターフェースのみの構成で相互通信が可能なAdHocモードに対応する。対応機種はIBM PC/AT互換機およびPC-98NXシリーズ。対応OSは『GW-US110』のみWindows 95/98、ほかの2機種はWindows 95/98/NT4.0で、Windows 2000とLinuxには3機種ともに対応を予定している。また、アクセスポイントの『GW-AP110』を利用すれば、有線LANとの接続や無線通信エリアの拡張を行なえる。ビル間通信ユニットの『GW-BR110D』と『GW-BR110R』は、離れた2つの地点間で無線LAN通信を実現するアンテナと有線LANN接続ユニットのセット。アクセスポイントとビル間通信ユニット3製品の対応OSはWindows 95/98/NT4.0で、Windows 2000とLinuxにも対応を予定しているという。

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