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DDIとIDOなど、国際ローミングサービス“GLOBAL PASSPORT”の提供を開始と発表

2000年04月07日 00時00分更新

文● 編集部

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第二電電(株)(DDI)、DDI-セルラーグループ、日本移動通信(株)(IDO)、KDD(株)は6日、携帯/自動車電話システム“cdmaOne”において、ひとつの端末を国内/海外両方で利用できる国際ローミングサービス“GLOBAL PASSPORT”の提供を開始すると発表した。第1弾として、韓国と香港を対象にサービスを21日に開始する予定。業務提携先事業者との接続回線には、KDD(株)の国際通信回線を使用する。

同サービスは、DDI-セルラーグループとIDOの契約者が、海外の業務提携先事業者のcdmaOneエリアにおいて、日本で使用している携帯電話機を同一番号で利用できるサービス。業務提携先事業者の契約者も、日本のDDI-セルラーグループとIDOのcdmaOneエリアにおいて、自国で使用している携帯電話機を同一番号で利用できる。

今回開始するサービスエリアは、韓国の新世紀通信社(STI)と香港のHutchison Telephone社のcdmaOneサービスエリア。ローミング中にも、割り込み通話や三者通話などの付加サービスを利用できる。

月額使用料などのオプション料金は無料。国際ローミング利用時は、国内で加入している料金プランなどは適用されない。着信する場合にも通話料がかかる。韓国にローミングしている場合、発信通話料は、日本への国際通話が250円/分、韓国国内通話が50円/分、日本以外の国への国際通話が350円/分となり、着信通話料は180円/分。香港にローミングしている場合、発信通話料は、日本への国際通話が350円/分、香港内通話が150円/分、日本以外の国への国際通話が350円/分となり、着信通話料は210円/分。

同サービスを利用するには、三洋電機(株)と共同開発した対応携帯電話機『cdmaOne C111SA』が必要。これは、海外の異なる周波数にも適合した専用端末。サイズは、幅40×奥行き21×高さ130mmで、重量は94g。連続通話時間は160分。標準セット価格は、DDIセルラーからのが5万2400円で、IDOからのが4万5800円。香港/韓国で使用できるACケーブルをオプションで提供する。21日に発売する予定。

今後は米国やオーストラリアなどにもサービスを拡大していくという。

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