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ナックデザイン、リモートメンテナンスとサーバー本体をセットにした製品を発売

2000年03月29日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ナックデザインは24日、サーバー製品『i-Server C』、『i-Server E』、『i-Server S』の3製品を4月1日に発売すると発表した。これは、サーバー用パソコンにOSや各種サーバーソフト、メールアカウント管理サービスなどをセットにした製品。

『i-Server C』 『i-Server C』



『i-Server C』(C50CA)は、縦置きも横置きも可能なコンパクトタイプタイプの(株)メルコ製パソコンを採用。最小構成の『オールインワン』の仕様はCeleron-500MHz、64MBのメモリー、10GBのHDD、10BASE-Tインターフェースを2ポート搭載する。サイズは幅67×奥行き234×高さ307mm。搭載するソフトはOSがRed Hat6.1J、DNSがBind 8.2、WWWがApache 1.3、SMTPがSendmail 8.9、POP3がQpopper 2.5、FTPがwu-ftpd 2.5、Firewallがipchains 1.3、wrapperがtcp-wrappers 7.6。メールアドレスを30ユーザーまで設定できるほか、メールの送受信やブラウザーの操作方法に関して電話やファクスなどで1ヵ月間無料サポートが受けられる。SSH(暗号化ソフト)を利用したインターネット経由でのリモートメンテナンス機能もオプションで用意される。価格は19万8000円。
これにルーターをセットした『ルータセット』(価格は26万8000円~)、さらに無停電電源装置などをセットにした『コンビネーション』(同31万8000円~)、ウイルス駆除ソフトを組込んだ『i-Server with アンチウイルス』(同32万8000~)なども販売される。

『i-Server E』(左)と『i-Server S』(右) 『i-Server E』(左)と『i-Server S』(右)



『i-Server E』(E60PA)は、ノーザンライツ(株)製のサーバー『NL1000Server』を採用する。SCSI仕様で拡張性も高く、メールのユーザ数は50ユーザーまで初期登録無償となっている。本体の仕様はPentium III-600MHz、128MBのSDRAMメモリー、9.1GBのUltra2/LVD Wide SCSI対応のHDDを搭載する。搭載ソフトは『同 C』と同じ。本体のサイズは幅67×奥行き234×高さ307mm。価格は32万8000円~。『i-Server S』は最上位シリーズにあたり、価格や仕様は別途見積もりとなっている。

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